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出身校ランキング上位に変動はあるか?横浜高校OBと大阪桐蔭高校OBが同数に

2020.10.28

出身校ランキング上位に変動はあるか?横浜高校OBと大阪桐蔭高校OBが同数に | 高校野球ドットコム
指名を受けた大阪桐蔭・仲三河優太と横浜・松本隆之介

 10月26日にNPBのドラフト会議が終了した。今年のドラフト会議で指名された選手は全部で123名(支配下74名、育成49名)となっている。

 そのなかで、2020年のNPB現役プレーヤーたちの出身校ランキングにおいて、上位にランクインしていた高校出身の選手はどれくらいいるのだろうか。

 2020年現役プレーヤーでもっとも多くの選手を輩出しているのは大阪桐蔭高校の21人となっている。ベテランの中村 剛也(西武)から、中田 翔(日本ハム)や浅村 栄斗(楽天)といった主軸達。さらには藤原 恭大(ロッテ)や根尾 昂(中日)といった若手まで幅広い世代の選手が活躍している。甲子園の常連でもあり納得の数字だろう。

 それに続くのが横浜高校の18人だ。最年長である松坂 大輔(西武)こそ故障で離脱しているものの、新天地に移った涌井 秀章(楽天)がすでに2桁勝利をマーク。野手では近藤 健介(日本ハム)が首位打者争いに名を連ねている。また、樋口 隆之介(日本ハム)も育成から支配下登録を勝ち取り一軍で奮闘中だ。

 3番手は広島広陵高校の15人。脱臼で無念の離脱となってしまったものの、4番に定着した佐野 恵太(DeNA)が首位打者を争い、有原 航平(日本ハム)も苦しみながら先発ローテーションを守っている。

 今回のドラフトの指名結果を見ると大阪桐蔭高(1人)、横浜高(4人)出身の選手たちが名前を呼ばれている。一方で広島広陵高出身者はいなかった。その結果、現時点では横浜高出身者と大阪桐蔭高出身者の人数が22人で同数となっている。

 しかし、ドラフトで指名された選手全員が入団するとは限らない。交渉の過程で入団拒否をする選手がいてもおかしくはない。また、現役選手の中からユニフォームを脱ぐ選手もでてくるかもしれない。はたして来シーズン開幕時の出身校ランキング上位に変動はあるのだろうか。

【出身校ランキング】
※2020年NPB現役
1位(21人)大阪桐蔭
2位(18人)横浜
3位(15人)広島広陵高

【2020年ドラフト指名を受けた選手】
<横浜高>
伊藤 将司横浜高→国際武道大→JR東日本→阪神2位)
松本 隆之介横浜高→DeNA3位)
石川 達也横浜高→法政大→DeNA育成1位)
木下 幹也横浜高→巨人育成4位)

<大阪桐蔭高>
仲三河 優太大阪桐蔭高→西武7位)

<広陵高>
なし

(記事:勝田 聡

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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