鹿屋中央vs鹿児島商
苦闘2時間52分を制す・鹿屋中央
鹿屋中央円陣
両チーム合わせて19四死球と制球が安定せず、どちらも決定的な主導権を握れない苦闘が2時間52分続いた。
鹿屋中央は2回、立て続けに相手の守備が乱れたところを突いて、安打は2番・馬庭龍也(2年)のライト前タイムリー1本だったが4点を先取した。
鹿児島商は3回裏、二死から3連打を放ち、暴投と3番・山本琉聖(2年)のライト前タイムリーで2点を返した。
6回は3四死球で満塁とし、2番・小野悠介(2年)のセンター前タイムリーで1点差に詰め寄る。
直後の7回表、暴投と6番・尾留川悠太(2年)のライト前タイムリーで待望の追加点を得る。8回表は連続押し出しで点差を5点に広げた。
粘る鹿児島商はその裏、2番・小野のセンター前タイムリー、9回は押し出しで得点を挙げ、3点差まで詰め寄ったが、反撃もここまで。シード鹿屋中央が長時間の苦闘を辛うじてものにした。
(文=政 純一郎)