「あとは待つだけ」高校生NO.1野手の呼び声が高い有薗直輝(千葉学芸)が胸中を語る
有薗直輝(千葉学芸)
ドラフトまであと1日。高校通算70本塁打のスラッガー・有薗直輝(千葉学芸)は同日、千葉学芸野球部グラウンドで練習を行い、取材に応じた。
夏の大会が終わってから、自分と向き合う時間が増え、タイミングを取る時に二度引きする癖(左足を上げてから、さらにヒッチする動作)を修正し、憧れとする鈴木誠也(広島・二松学舎大附出身)が取り組んでいたティー打撃を取り入れるなど、さらに打撃技術が進化。
この日のロングティーでは900グラムの木製バットで柵越えを連発。向かい風が吹く中でも圧倒的なパワーを見せた。話をすると、打撃について現役時代よりも言語化ができている。相当考えて練習していた様子が伺える。
ガッツポーズする有薗直輝(千葉学芸)
シートノックでも自慢の強肩を披露した。
ドラフトへ向けて有薗は「自分はプロ野球選手になるためにやってきたので、あとは待つだけです」と淡々と語る。将来の夢として「球界を代表するスラッガーになりたいです」と意気込んだ。
11日のドラフト中継では学校で見守る予定だ。11球団からの調査書が届き、高校生NO.1野手の呼び声が高い有薗に吉報は届くのか。