樟南vs鶴丸
2年生左腕・浜屋が好投・樟南
好投した先発の浜屋将太(樟南)
樟南は先発した2年生左腕・浜屋将太(2年)の好投が光り、鶴丸を寄せ付けなかった。
初回、無死二三塁のチャンスを併殺で逸したが、4番・落合進太郎(3年)がレフト前ヒットでつなぎ、二三塁として5番・高野竜吾(3年)がライト前タイムリーを放って2点を先取した。
3回は内野ゴロ野選で追加点。4回にも暴投で労せず追加点を挙げ、8回一死一二塁で1番・大澤大樹(2年)がセーフティーバントを仕掛けると、これが相手の野手の悪送球を誘い、更に2点を加えた。
先発はエース畠中 優大(2年)ではなく、リリーフが多かった同じ2年生左腕の浜屋。
立ち上がりから直球と変化球のコンビネーションが絶妙で、鶴丸打線に狙い球を絞らせない。9回二死まで96球と省エネ投法で、三塁を踏ませなかった。
9回二死からエース前川がマウンドに上がり、5番・八木孝介(3年)に三塁打を打たれて、二死一三塁と初めてピンチらしいピンチを背負ったが、最後の打者をセンターフライに仕留めて、得点は許さなかった。
(文=政 純一郎)