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【東京】今週末には春の王者が決定!再戦となる昨秋の準決勝2試合を振り返る

2021.04.23

【東京】今週末には春の王者が決定!再戦となる昨秋の準決勝2試合を振り返る | 高校野球ドットコム
市川祐(関東一)、鈴木泰成(東海大菅生)、宇山翼(日大三)、秋山正雲(二松学舎大附)

 24日、春季東京都大会では遂に準決勝が開かれる。翌25日の決勝戦、そして関東大会への切符を掴むのはどの2校になるのか注目される。そんな準決勝2試合のポイントと言えば、昨秋の準決勝と同じ対戦カードと言うことである。2試合ともリベンジマッチとなる一戦だが、昨秋の対戦結果等をここで振り返ってみたい。

第1試合:東海大菅生関東一
昨秋:東海大菅生 7 対 5 関東一試合レポートはこちら

東海大菅生はベストメンバー、関東一は上位打線が固定できずエース・市川祐を4番に据えて挑んだ一戦。試合はその市川のタイムリーから試合を動かしたが、東海大菅生も即座に逆転するなど、序盤は目まぐるしい展開。

7回終わって3対3の投手戦から、終盤の8回に東海大菅生福原聖矢の好走も光り勝ち越しに成功。関東一も追撃するが、エース・本田峻也鈴木泰成千田光一郎のリレーで逃げ切って決勝へ進んだ。

 東海大菅生・本田は選抜を含め、コンディションが整わない状態が続いている。2年生右腕・鈴木が主戦力で戦っているが、今回はどちらに軍配が上がるのか。

第2試合:日大三二松学舎大附
昨秋:日大三 3 対 2 二松学舎大附試合レポートはこちら

日大三宇山翼、二松学舎大付は秋山正雲と両チームともに先発に左腕をもってきた一戦。特に二松学舎大付・秋山は7回まで日大三打線をノーヒットに抑える好投ぶりなど7回終わって1対1の投手戦だったが、8回に日大三は2番・齋藤 広空のタイムリーなどで勝ち越しに成功。このリードを2番手・岡村海琉が守り切って、日大三が白星を掴んだ。

この春は勝負所での集中力、試合巧者ぶりで勝ち進む日大三。一方、二松学舎大付はエース・秋山、そして強打者・永見恵多を中心に勝ち上がってきた。今回はどちらが決勝への切符を掴むのか。

なお24日の準決勝2試合は予定通り有料観客試合で開催され、翌25日の決勝戦は緊急事態宣言の要請内容次第で変更になる可能性がある。

◇4月24日の試合予定

春季東京都高等学校野球大会
準決勝 関東一    4  -  1    東海大菅生 スリーボンドスタジアム八王子(八王子市民球場) 応援メッセージ
日大三    5  -  4    二松学舎大附 スリーボンドスタジアム八王子(八王子市民球場) 応援メッセージ


■大会の詳細・応援メッセージ
春季東京都高等学校野球大会

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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