明治神宮大会・優勝インタビューにみる「相手チームへの敬意」
逆転本塁打に抱きあう小郷裕哉と伊藤裕季也(明治神宮大会:大学の部決勝戦)
明治維新百五十年記念 第49回明治神宮野球大会大学の部は、立正大学が9年ぶり2回目の優勝を果たしました。
立正大学の皆さん、おめでとうございます。そして素晴らしい戦いを見せた環太平洋大学にも大きな拍手を送りたいと思います。
昨日の立正大学の優勝インタビュー。伊藤裕季也主将の涙、印象的でした。そして最後にインタビューされた小郷裕哉選手は、「IPU(環太平洋大学)さんにも感謝したい」と素晴らしい試合を演じた相手チームへの敬意も口にしました。
先日の社会人野球日本選手権の優勝インタビューと同じく、すごく良い光景でした。
野球は1人、1チームだけではゲームはできません。相手がいてこそ、成り立つ競技です。
試合中は勝つために精一杯のプレーをする。そして試合終了と同時に、同じ野球をする仲間として握手をする。ラグビーのノーサイドの精神をもっと、広げていきましょう。
文:松倉 雄太