鈴鹿高等学校(三重)
三重県鈴鹿市にある鈴鹿高校は、三重県内では一番新しく出来た中高一貫校です。野球部はこれまで2度の甲子園の出場経験(第86回全国高校野球選手権大会:2004年、第70回記念選抜高等学校野球大会:1998年)があり、卒業生には、最優秀救援投手のタイトルを2度受賞し、現在は読売ジャイアンツの1軍コーチとして活躍する豊田 清氏がいます!
そんな鈴鹿高校野球部について中戸 成也主将に紹介していただきます!
チーム基本情報を紹介!
■ 鈴鹿の中戸 成也君(学年:3年/役職:主将)にお話をうかがいました!
Q. 現在、部員は何人いますか?
1年生が26人、2年生が11人、3年生が15人の合計52人です!
Q. 平日の練習時間は何時から何時までですか?
15時40分から20時過ぎまでです!
Q. 練習のグラウンド環境について教えてください。
グラウンド、雨天練習場など、硬式野球部だけは他のクラブと共用がない専用ばかりです!
専用施設でしっかり練習できるとは羨ましいです!
[page_break:今年のチームについて]今年のチームについて
Q. 今年のチームのウリ(セールスポイント)を3つ教えてください。
「試合終盤の粘り」「次の塁を狙う姿勢」「安定した守備」この3つです!
Q. 夏へ向けて、現在、どんなことを課題に練習をしていますか?
試合での勢いを継続することですね。春季大会では先制点を取ることができ試合を優位に進めることができたのですが、そのリードを守ることができませんでした。
このことを意識してから、「試合中にかける言葉の内容が成長した」と言われます。
Q. 厳しい三重県大会を勝ち抜くために、鈴鹿高校はどの部分に重点を置いて練習をしていますか?
守備を重要視して「崩れないように、崩されないように」しています。その上で、先制点を取り優位に試合を進める戦い方ができるように練習をしています!
Q. ここの高校だけには負けたくないというライバル校があれば教えてください。
Q. 接戦… それは負けられないですね!では、夏を迎えるにあたって、現在どんな気持ちで練習をしていますか?
悔いが少なくなるように、日々練習をしています!
Q. では、このチームのキーマンを教えてください!
伊川 智貴と鈴木 悠斗です。
2人とも普段は冷静ですが、ここ一番の集中力がある選手なんです!
ここからは主将の中戸 成也君に加え、寺島 拓海君にもお話を伺います!
Q. 高校野球のどんなところが好きですか?
中戸 成也(以下「中戸」):泥臭いところが好きです。
寺島 拓海(以下「寺島」):規律が正しいところです!
Q. 一番好きな練習は何ですか?
中戸:ティーバッティングです!
寺島:バッティング練習です!
Q. ちなみに、キツイと感じる練習は何ですか?
中戸:アップですね!
寺島:僕はランニングですね。
Q. きついアップは、体をてきめんに動かしてくれそうですね!では、引退までにこの高校と対戦してみたいという学校はどこですか?
中戸:日大三高校です。最強のイメージがあるんです!
寺島:敦賀気比高校です。平沼 翔太投手ともう一度対戦したいです!
Q. 1番好きな応援歌は何ですか?
中戸:「怪しいボレロ」です!
寺島:「スピードスター」です!
Q. それでは最後に、お2人が野球をする上でモットーにしている、好きな言葉は何ですか?
中戸:「練習はウソつかない」ですね。
寺島:「凡事徹底」です!
指導者が語る!このチームの強み
■中江 孝志監督に質問!
Q. 今年のチームは、新チームが始まってから、どのようにチームを作り上げてきたのでしょうか?
昨年からのメンバーが多く残った学年であったため、試合経験に関しては問題視をしていなかったのですが、見えないミス・記録に残らないエラーなどが多かったです。ですので、細かいことろまで意識や神経が行き届くように、練習・学校生活・登下校と「それぞれが与えられている時間を意味のあるものにしよう」ということで、ここまで取り組んできています。
秋・春の県大会でも自ら崩れてしまっているので、自分たちから崩れないように、また崩されないように、全員が共通理解を持ち、粘り強く戦っていくことが鈴鹿高校の伝統であり、特徴であります。
その特徴を自分たちの強みとなるまで徹底して練習し、時間を無駄にしない選手(戦手)になることが必要です。チームとしての強みが個人の自信へと繋がるように、選手(戦手)と正面からぶつかり、向き合い、夏に戦えるだけの肉体・精神状態・共通理解を備えていきたいと思います!
さらなる成長に期待いたします!お話を聞かせていただきまして、ありがとうございました!