県立三島高等学校(愛媛)
瀬戸内海に臨む愛媛県四国中央市にあり、90年を超える歴史を持つ県立愛媛三島高等学校。卒業生にはTRFのYU-KIさん、1951年に広島カープに入団した石黒 忠さんなどがいます。
運動部では、ラグビー部、フェンシング部、柔道部などが全国大会出場経験があります。また、書道部に美術部、清算事務部、簿記部など文化部も全国レベルにあり、特に書道部は書道パフォーマンスが有名で、モデルにした映画も成海 璃子さん、高畑 充希さんなどが出演し制作、公開されています。
野球部は2011年春、四国大会に出場し準決勝進出(試合レポート)。その年の夏、準々決勝で今治西と対戦。惜しくも敗れています。今治西には、現役生も昨年の新人戦で敗北を喫し、悔しい思いをしたとのこと。2012年以降も県大会8強入りを果たしますが、準々決勝突破の壁が大きく立ちはだかっています。
今治西にリベンジを果たし、野球部と愛媛の歴史を変える!と意気込む愛媛三島野球部を、主将の今村 直哉君に紹介していただきましょう!
チーム基本情報を紹介!
■ 愛媛三島の今村 直哉君(学年:3年/役職:主将)にお話をうかがいました!
Q. 部員は何人いますか?
1年生が12人、2年生が11人、3年生が20人の合計43人です!
Q. 平日の練習時間は何時から何時までですか?
16時から、終わりは19時、20時までです!
Q. 練習のグラウンド環境を教えてください。
他の部活とグラウンドを共有しています。平日にグラウンドを全面使えるのは45分程度です。
[page_break:今年のチームについて]今年のチームについて
Q. 今年のチームのウリ(セールスポイント)を3つ教えてください。
「感謝」「仲間」「笑顔」の3つです!
Q. 夏へ向けてどんなことを課題においていますか?
毎回得点を意識しています。1点を取るのはとても難しい。その中でどのようにすれば上手く点を取れるのか、チーム全体で考え、試合、練習に取り組んでいます。そのため個人個人が自分に責任感を持てるようになりました。
Q. 各々が責任感を持つと、おのずと全体のレベルが上がりますね。春季大会ではチームとして何か気付きなどがあったのでしょうか?
どのようにすれば試合を上手く作れるか、それが理解できないまま、ただ漫然と試合をしてしまいました。自分たち自身を過信していたのだと気付きました。
Q. 気付けたことが素晴らしいと思います。選手たちの間で取り決めや約束事はありますか?
「当たり前」を本当に当たり前にしようと決めています。そうすれば、「取り決めたこと」が当たり前になります。だから今、自分が集合をかけて話をするとすぐ行動に移してくれます。全員が野球に対してしっかりと向き合っているのだと思います!
Q. 目的意識がはっきりとしているんですね。頼もしい仲間たちです!さて、学校の周囲が自然豊かですが、なにか地の利を生かした練習やトレーニングはありますか?
海と山の地形を生かし、冬には砂浜や山奥で走り込みやトレーニングを行いました。
Q. 夏を迎えるにあたって、どんな気持ちで練習していますか?
自分たちのプレーを思いっきりやり、学校の歴史、そして愛媛の歴史を変えます!
Q. では、このチームのキーマンを教えてください!
石川 雅大はコーナーへの投げ分けが上手いピッチャーです。
木下 明日翔は守備範囲が広く、加地 壱成はパワーとスイングは誰にも負けません!
ありがとうございました!
[page_break:指導者が語る!このチームの強み]ここからは、加地 壱成君と、木下 明日翔君にお話を伺います!
Q. 高校野球のどんなところが好きですか?
加地 壱成(以下「加地」):負ければ終わるという一発勝負の中で、全チームが死ぬ気で勝ちに行くところです!
木下 明日翔(以下「木下」):毎年すごい選手が出てくるところです!
Q. 何が起こるのかわからないのが野球ですね!一番好きな練習は何ですか?
加地:バッティング練習です!
木下:守備練習です!
Q. では、キツいと感じる練習は何ですか?
加地:トレーニングです。
木下:冬のトレーニングはキツかったです。
Q. 先ほど今村君に伺った、砂浜と山奥での走り込みですね。さて、引退までにこの高校と対戦してみたいという高校はどこですか?
加地:英明高校です。春の四国大会で優勝(試合レポート)しているチーム。自分達がどのくらいなのかを知りたいし、もちろん勝ちに行きます!
木下:今治西です。新人戦で大差で敗れ、悔しい思いをしました。このリベンジを果たしたいです!
Q. 一番好きな応援歌は何ですか?
加地:「See off」です。
木下:「アフリカンシンフォニー」です!
Q. それでは最後に、野球をする上でモットーにしている、好きな言葉を教えてください!
加地:「己に勝つ」
木下:「限界を決めない」
さらに成長できる言葉ですね!ありがとうございました!
指導者が語る!このチームの強み
■脇 智城部長に質問!
Q. 今年のチームは、どのようなチームを目指し、作り上げてきたのでしょうか?
心から応援される野球部を目指して生活に臨んできました。「あいさつ、力走、激声、服装、学習」が基本で、ひとりひとりが役割を果たし、チームとして負けない集団を目指しています!
意識の高い選手たちとともに、野球部と愛媛の歴史を変えてください。ありがとうございました!