福岡大大濠vs大分商
阪神ドラフト指名の先輩にライバル心のエースが完封!
三浦 銀二(福岡大大濠)
福岡大大濠は0対0の5回、二死二、三塁から1番・久保田 有哉(2年)がライト線へ三塁打を放ち先制。6回には7番・斎藤 友哉(2年)の2点タイムリーと、8番・樺嶋 竜太郎(1年)に三塁打で3点を追加した。
投げてはエース・三浦 銀二(2年)が大分商打線を4安打に抑えて完封。三振も12個奪った。
「9回完封は公式戦で2回目です」と嬉しそうに話した三浦。囲み取材の中では甲子園出場と同時に、「プロに行きたい」という言葉も飛び出した。ずっと目の前で見てきた前エース・濱地 真澄(3年)が先週のドラフトで阪神から4位で指名された。喜びもあったが、「先を越された」と本音も話す。学年だけはどうしようもないが、投手としてのライバル心ものぞかせる三浦の投手本能。
ただ、その濱地から様々なことを学んでいる。「濱地さんは投球術、相手の間合いなどバッターと駆け引きがうまい」。さらに、濱地のあとにブルペンでピッチングをすることが多かったため、投球時の歩幅の長さも参考になったという。「自分も最近歩幅が6歩半で安定してきました」と成長を感じてきている様子。阪神に進むであろう濱地が投げる前に、甲子園に立つつもりだ。そのためにもこの九州大会は負けられない。
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