明徳義塾高等学校(高知) 【四国地区代表】
明徳義塾高等学校(高知) 四国地区6年ぶり6回目
チームデータ
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代表決定までの経過
対戦日 | 大会名 | 得点 | 失点 | 対戦校 | 勝敗 |
---|---|---|---|---|---|
10月30日 | 秋季四国地区高等学校野球大会 決勝 | 11 | 2 | 帝京第五 | ○ |
10月29日 | 秋季四国地区高等学校野球大会 準決勝 | 10 | 2 | 済美 | ○ |
10月23日 | 秋季四国地区高等学校野球大会 準々決勝 | 2 | 0 | 宇和島東 | ○ |
10月22日 | 秋季四国地区高等学校野球大会 1回戦 | 13 | 1 | 徳島北 | ○ |
10月9日 | 秋季四国地区高等学校野球大会高知県予選 決勝 | 0 | 2 | 高知中村 | ● |
10月8日 | 秋季四国地区高等学校野球大会高知県予選 準決勝 | 3 | 0 | 岡豊 | ○ |
9月24日 | 秋季四国地区高等学校野球大会高知県予選 準々決勝 | 7 | 0 | 高知工 | ○ |
9月17日 | 秋季四国地区高等学校野球大会高知県予選 2回戦 | 8 | 0 | 土佐塾 | ○ |
登録選手
背番号 | 氏名 | 学年 | ポジション | 投 | 打 | 身長 | 体重 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 北本 佑斗 | 2 | 投手 | 左 | 左 | 170 | 70 |
2 | 筒井 一平 | 2 | 捕手 | 右 | 右 | 170 | 67 |
3 | 久後 健太 | 2 | 一塁 | 右 | 右 | 178 | 70 |
4 | 近本 攻生 | 2 | 二塁 | 右 | 右 | 174 | 68 |
5 | 田中 闘 | 1 | 三塁 | 右 | 左 | 170 | 65 |
6 | 今井 涼介 | 2 | 遊撃 | 右 | 右 | 170 | 65 |
7 | 谷合 悠斗 | 1 | 左翼 | 右 | 右 | 178 | 80 |
8 | 中坪 将麻 | 2 | 中堅 | 右 | 左 | 173 | 65 |
9 | 西浦 颯大 | 2 | 右翼 | 右 | 左 | 175 | 70 |
10 | 中隈 廉王 | 1 | 外野 | 左 | 左 | 173 | 66 |
11 | 市川 悠太 | 1 | 投手 | 右 | 右 | 182 | 75 |
12 | 盛田 大将 | 2 | 捕手 | 右 | 左 | 175 | 75 |
13 | 谷口 涼太 | 2 | 内野 | 右 | 右 | 178 | 77 |
14 | 佐々木 仁 | 2 | 外野 | 右 | 右 | 177 | 65 |
15 | 山中 修平 | 2 | 投手 | 右 | 右 | 178 | 68 |
16 | 貫 優 | 2 | 内野 | 右 | 右 | 171 | 75 |
17 | 山口 海斗 | 2 | 外野 | 右 | 右 | 180 | 75 |
18 | 渡辺 温義 | 2 | 外野 | 左 | 左 | 172 | 63 |
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代表決定までの経過
- 対戦日
- 大会名
- 得点
- 失点
- 対戦校
- 勝敗
- 10月30日
- 秋季四国地区高等学校野球大会 決勝
- 11
- 2
- 帝京第五
- ○
- 10月29日
- 秋季四国地区高等学校野球大会 準決勝
- 10
- 2
- 済美
- ○
- 10月23日
- 秋季四国地区高等学校野球大会 準々決勝
- 2
- 0
- 宇和島東
- ○
- 10月22日
- 秋季四国地区高等学校野球大会 1回戦
- 13
- 1
- 徳島北
- ○
- 10月9日
- 秋季四国地区高等学校野球大会高知県予選 決勝
- 0
- 2
- 高知中村
- ●
- 10月8日
- 秋季四国地区高等学校野球大会高知県予選 準決勝
- 3
- 0
- 岡豊
- ○
- 9月24日
- 秋季四国地区高等学校野球大会高知県予選 準々決勝
- 7
- 0
- 高知工
- ○
- 9月17日
- 秋季四国地区高等学校野球大会高知県予選 2回戦
- 8
- 0
- 土佐塾
- ○
登録選手
- 背番号
- 氏名
- 学年
- 位置
- 投
- 打
- 身長
- 体重
- 1
- 北本 佑斗
- 2
- 投手
- 左
- 左
- 170
- 70
- 2
- 筒井 一平
- 2
- 捕手
- 右
- 右
- 170
- 67
- 3
- 久後 健太
- 2
- 一塁
- 右
- 右
- 178
- 70
- 4
- 近本 攻生
- 2
- 二塁
- 右
- 右
- 174
- 68
- 5
- 田中 闘
- 1
- 三塁
- 右
- 左
- 170
- 65
- 6
- 今井 涼介
- 2
- 遊撃
- 右
- 右
- 170
- 65
- 7
- 谷合 悠斗
- 1
- 左翼
- 右
- 右
- 178
- 80
- 8
- 中坪 将麻
- 2
- 中堅
- 右
- 左
- 173
- 65
- 9
- 西浦 颯大
- 2
- 右翼
- 右
- 左
- 175
- 70
- 10
- 中隈 廉王
- 1
- 外野
- 左
- 左
- 173
- 66
- 11
- 市川 悠太
- 1
- 投手
- 右
- 右
- 182
- 75
- 12
- 盛田 大将
- 2
- 捕手
- 右
- 左
- 175
- 75
- 13
- 谷口 涼太
- 2
- 内野
- 右
- 右
- 178
- 77
- 14
- 佐々木 仁
- 2
- 外野
- 右
- 右
- 177
- 65
- 15
- 山中 修平
- 2
- 投手
- 右
- 右
- 178
- 68
- 16
- 貫 優
- 2
- 内野
- 右
- 右
- 171
- 75
- 17
- 山口 海斗
- 2
- 外野
- 右
- 右
- 180
- 75
- 18
- 渡辺 温義
- 2
- 外野
- 左
- 左
- 172
- 63
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[page_break:チーム紹介]チーム紹介
北川 倫太郎(現:東北楽天ゴールデンイーグルス)が主将、左腕・尾松 義生(拓殖大~現:三菱重工神戸・高砂)がエースだった2010年・第41回大会以来の出場。前回は2回戦で野田 昇吾(西濃運輸~現:埼玉西武ライオンズ)がエースの鹿児島実(鹿児島)に敗れている。
夏の甲子園ベスト4からレギュラー3名が残り立ち上がった新チームは県新人戦を優勝。秋は高知県大会決勝戦で高知中村に0対2で完封負けしたものの、四国大会では1回戦スタートから「勝つしかない」と繰り返し発言していた馬淵 史郎監督を筆頭に緊迫感みなぎる戦いを展開し、4試合で50安打・チーム打率.385・46得点5失点。チーム防御率1.13の得点力と投手力で6年ぶり8度目となる秋の四国王者に輝いた。
打線の中心は甲子園でグランドスラムを放ち、高校通算23本塁打(四国大会終了時点)の4番・西浦 颯大(2年・右翼手・右投左打・175センチ70キロ・熊本北リトルシニア<熊本>出身)四国大会こそ不振だったが、秋の通算は28打数11安打1本塁打6打点4盗塁と堂々たる数字を残している。
西浦の前後も強力。5番の久後 健太(2年・一塁手・右投右打・178センチ70キロ・小野ボーイズ<兵庫>出身)は秋の通算18打数10安打6打点3盗塁。3番の今井 涼介(2年・遊撃手・右投右打・170センチ65キロ・大阪八尾ボーイズ<大阪>出身)も同じく30打数14安打5打点2盗塁。
さらに四国大会からメンバー入り・スタメン抜擢された1番・田中 闘(1年・三塁手・右投左打・170センチ65キロ・橿原磯城リトルシニア<奈良>出身)は15打数7安打4打点。四国大会からスタメンマスクを被った8番・筒井 一平(2年・捕手・170センチ67キロ・右投右打・伊予市立伊予中出身)は投手陣をけん引しつつ全4試合で打点をたたき出す13打数5安打5打点。彼らがつながるかが明治神宮大会を勝ち進む鍵になる。
気になるのは四国大会6失策の守備。うち4失策は遊撃手の今井である。四国大会では破たんにはつながらなかったが、四国にはない球足の速い人工芝グラウンドへの対応も試合の勝敗を分けそうだ。
ちなみに、さる11月6日に閉幕した「ゆるキャラグランプリ2016in愛顔のえひめ」では同校所在地である高知県須崎市のキャラクター「しんじょう君」が初戴冠。明徳義塾としても「しんじょう君フィーバー」の時流に乗り、まずは「夏の甲子園準決勝のリベンジマッチ」と位置付ける関東王者・作新学院(栃木)との初戦を勝った上で、校名が「明徳」だった1981年・第12回大会以来35年ぶり2度目の優勝を成し遂げたい。
[page_break:投手紹介]投手紹介
秋季大会では北本 佑斗(2年・左投左打・170センチ70キロ・泉北ボーイズ<大阪>出身)、市川 悠太(1年・右投右打・182センチ73キロ・高知市立潮江中出身)、山中 修平(2年・右投右打・178センチ67キロ・茨木西リトルシニア<大阪>出身)の3投手が登板。高知県大会準々決勝までの2試合は市川、準決勝以降と四国大会4試合・計6試合は北本が先発した。
北本は6試合に登板し2完封。45回を投げて被安打18・奪三振23・四死球25で防御率0.60。最速136キロのストレートとカーブ、スライダー、カットボール、チェンジアップを操る。四国大会では24回を投げ四死球21と乱れたが、右打者・左打者ともにインコースを突く度胸もあり、特に右打者へのチェンジアップは絶品である。センバツ・龍谷大平安戦では4回4失点と結果を残せず、夏はベンチ外。「投げさせてもらっただけ、試合を作れず悔しかった」思いをまずは神宮のマウンドでぶつける。
市川は最速139キロをマークする伸びのあるストレートに、カープ・スライダー・カットボール・スプリットと多彩な変化球も持つ期待の1年生。この秋は3試合で15回を投げ被安打12・四死球3・奪三振11で防御率1.20の記録を残している。四国大会では決勝の帝京第五(愛媛)戦の9回に初登板し2失点と結果を残せなかったものの、「レベルの高いところでやってみたい」とあえて明徳義塾の門を叩いた志の高さを、全国の舞台でどのような形で表現するかが楽しみだ。なお、四国大会1回戦で1回1失点の山中は130キロ前半のストレートとスライダーが主体。ブルペンでまずは出番を待つ。
■高校別データ:明徳義塾
(文・寺下 友徳)