試合レポート

志學館vs串木野

2017.07.01

3時間26分の乱戦、志學館が終盤突き放す!

 部員不足で連合チームでしか県大会に出られなかった串木野は、2013年以来4年ぶりの単独出場だった。

 3回裏、3番・山口 巧希主将(3年)の内野安打で先手を取る。

 5回表に逆転されたが、その裏四球を挟んで5連打を集中し、6番・徳永 宏平(1年)、7番・石原 徳雅(3年)の連続タイムリーなど打者一巡で4点を挙げた。

 6回裏にも3点を追加し、9対4と中盤で主導権を握ったかに思われた。

 7回表、志學館は4番・村田 隆之輔(2年)のレフトオーバーのタイムリー二塁打を皮切りに、打者一巡で5点を返して同点に追いつく。

 8回に6番・徳永 勇樹(2年)のセンターオーバー二塁打などで3点を勝ち越す。9回には打者12人の猛攻で9点をダメ押し。終盤制球難で走者がたまったところに効果的にタイムリーが出て、3時間26分の乱戦に決着をつけた。

(文=政 純一郎

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この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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