吉田正尚、田中正義が同じチーム?4年前の大学代表は豪華メンバーが集結!
2014年 ハーレムベースボールウィークに参加した選手たち
今年のゴールデングラブ賞を受賞した中村奨吾、パ・リーグのベストナインに輝いた吉田正尚、そしてセ・リーグのセーブ王となった山﨑康晃。実はこの3人が同じチームとして戦ったある大会がある。それが2014年に開催した、第27回 ハーレムベースボールウィークである。
今年は第29回として同大会が開催され、埼玉西武ライオンズにドラフト1位指名された松本航、楽天ゴールデンイーグルスに同じく1位指名された辰己涼介が大活躍した。
そんな大会で今年のタイトルホルダー3名が日本代表として世界と戦った。彼らが活躍を見せた2014年大会のメンバーが豪華だったことをご存知だろうか。
92年世代には、山﨑福也や福田周平(ともにオリックスバファローズ)、そして先ほど挙げた中村と山﨑がメンバー入り。今もプロの世界でしのぎを削っている。
そして1つ下の93年世代には、ベストナインのタイトルを獲得したオリックス・吉田正尚をはじめ、楽天でショートのレギュラーの座を掴んだ茂木栄五郎に、横浜DeNAベイスターズの柴田竜拓。そして昨年のドラフトで読売巨人に5位で指名されながらも今シーズン99試合に出場した田中俊太もいる。
また94年世代には、5球団競合で福岡ソフトバンクホークスから1位指名を受け、3年目の飛躍が期待される田中正義。残り二死のところでノーヒットノーランを逃したが、初登板で勝利を掴んだ広島東洋カープの加藤拓也。プロ1年目で10勝をマークした横浜の濵口 遥大など、実に豪華メンバーが揃っていたことがわかる。
社会人野球まで目を向けると、全国制覇を成し遂げた日大三の畔上翔がHonda鈴鹿でプレーをしている。だが、高橋由伸2世と称され、徳島インディゴソックスで今シーズンまでプレーをしていた谷田成吾は現役を引退するなど、厳しい現実が突き付けられている選手もいる。
世界を相手に戦った戦士たちは、それぞれのフィールドで今も全力で戦っていることだろう。
選出メンバーのインタビューはこちらより!
・山﨑福也
明治大学 山崎福也選手(日大三出身)【前編】
明治大学 山崎福也選手(日大三出身)【後編】
・福田周平
福田 周平(広陵ー明治大ーNTT東日本)「名門チームでの生き残り方」【前編】
福田 周平(広陵ー明治大ーNTT東日本)「現状に満足することなく、一つ一つ高みを目指すだけ」【後編】
・畔上翔
法政大学 畔上 翔 選手
・茂木栄五郎
茂木栄五郎「長打をより多く打つ。それが自分の生きる道だった」【前編】
茂木栄五郎 理想のバッティングは『フライとライナーの中間』【後編】
・谷田成吾
3度目、そして「最後の」ドラフト会議を前に 谷田 成吾(徳島インディゴソックス・外野手)
・吉田正尚
吉田 正尚選手(オリックス・バファローズ)前編「自分で見つけたスイングが一番強い」
吉田 正尚選手(オリックス・バファローズ)後編「身体が小さくてもホームランは追求できる」
・田中正義
田中 正義投手(創価高-創価大)「高校時代の後悔がストイックな自分にさせた」【前編】
田中 正義投手(創価高-創価大)「日本一の投手、そして世界一の投手へ」【後編】