東海大相模、横浜ら第1シード4校が8強に!ノーシードからは唯一相模原が進出!
153キロ左腕・及川雅貴
東海大相模、横浜ら第1シード4校が8強に!ノーシードからは唯一相模原が進出!
22日、神奈川大会ベスト8が出そろった。顔ぶれは以下の通り。
【第3シード】
日大藤沢
【ノーシード】
相模原
全国屈指の激戦区・神奈川。今大会では順当と言うべきか、ベスト8のうち実に7校がシード校。第1シードの4校は全てベスト8に進出してきた。ここまでの各校の戦いぶりを簡単に振り返りたい。
エースの作野友哉を中心に接戦を勝ち抜いてきた。2回戦からの全4試合で先攻を取り、先制逃げ切りの戦いを展開。ここからは対戦相手のレベルもワンランク上がってくるが、大師戦のように打撃陣が奮起して、作野を援護したい。
3回戦でプロ注目の大型左腕・佐藤一磨を擁する横浜隼人に競り勝つと、勢いに乗った。打撃陣は4試合で33得点と強力。こちらも注目のエース左腕・武富陸は初戦で5回、横浜隼人戦で10回完投したが、3、4回戦では登板なしと休養も十分だ。
ここまで4試合で得点40、失点1と圧倒的な戦いを見せてきた。投手陣は安達壮汰、谷村然、富田冬馬らを中心に盤石な上、全4試合をコールド勝ちするなど負担も少なく来ている。馬込、安達、唐橋ら中軸も好調で隙がない。
4回戦で今春選抜出場の桐蔭学園を撃破し、5回戦でも強豪・横浜創学館にコールド勝ちと、勢いに乗る。2年生エース・松村青、古澤佑歩との継投策でここからの戦いも乗り切りたい。打線は試合を追うごとに調子を上げている。
ここまで圧倒的な強さで勝ち上がってきた優勝候補大本命。4回戦では昨夏北神奈川優勝の慶應義塾を相手に16対3と大勝。 鵜沼 魁斗、遠藤 成、加藤響らが本塁打を放つなど、打線が爆発。投手陣もここまで6投手が登板するなど、層の厚さも見せつけている。
2年生バッテリーの本田眞也、加藤陸久を中心に戦ってきた。2回戦では古豪・武相を相手にい本田が完封勝利。中軸に座っていた加藤は4回戦から1番に入ると5回戦で3安打。春の県大会で3本塁打の打棒が復調気配だ。
春の県大会では準決勝敗退に終わったが、各学年に超高校級の投手を揃える。ここまでエースの及川雅貴、2年生の木下幹也、松本隆之介、1年生の金井慎之介が登板し、さらに3年の黒須大誠も控える。5回戦では投打がかみ合い圧倒するなど、チーム状態も上がってきた。
8強唯一のノーシード校は、同時に唯一の公立校だ。4回戦では日大、5回戦では横浜商業と、強豪校に競り勝ってきた。3番に座る温品直翔は今大会ここまで4本塁打と、大田泰示(東海大相模)、増田珠(横浜)らが記録した大会最多本塁打の5本まであと1に迫っている。投手陣の層も厚く、粘り強い戦いが期待される。
【神奈川大会】
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