粘りの小山台に盤石の関東一、ノーシードの上野学園に日大豊山!東東京のベスト4一覧!
粘り強さで勝ち上がった都立小山台
粘りの小山台に盤石の関東一、ノーシードの上野学園に日大豊山!東東京のベスト4一覧!
ついに東東京はベスト4が出そろった。残すは準決勝と決勝のみ。ついにクライマックスとなるわけだが、今回は組み合わせとチームの特徴を紹介したい。
・小山台vs上野学園(25日・神宮球場)
・日大豊山vs関東一(25日・神宮球場)
▼小山台
春の都大会でベスト4進出した実力校。1番で主将の池本仁志、2番俊足の佐藤晃の二遊間コンビ。さらにエースの安居院勇源とキャッチャーの吉田大晟とセンターラインが中心となってくる。安田学園との5回戦では土俵際まで追い込まれるも驚異の粘りで勝利。勢いそのままに都立高島も下した。昨年の借りを返すためにも、準決勝は落とせない。
▼上野学園
近年力をつけてきた実力校で、4回戦では王子総合を3対2の1点差で破ってきた。今大会で彗星のごとく現れたニュースター・赤坂諒の活躍が光り、創部初のベスト4進出。2013年の修徳以来のノーシードから甲子園出場となる、初の聖地へ残り2勝だ。
▽日大豊山
秋と春は悔しい思いをしてきたが、今大会はノーシードながら順調にここまで勝ち上がってきた。エース・瀬崎絢を中心に、準々決勝では鉄壁の帝京から1点をもぎ取り逃げ切った。2015年以来の決勝に向けて、関東一に昨年のリベンジを果たす。
▽関東一
春の都大会でベスト4に入った関東一は土屋大和、東京代表に選出された谷幸之助のWエース。さらに野手では谷とともに東京代表に選ばれた渋谷嘉人や、扇の要に野口洋介に俊足の大久保翔太とバランスが取れたチームとなっている。ここまで4試合を戦い、38得点3失点と盤石の試合ぶり。3年ぶりの甲子園に向けて視界は良好か。