山川穂高は長距離砲の片鱗!高橋光成はライバル・脇本に敗れ涙 西武主力選手の高校最後の夏を振り返る
埼玉西武ライオンズ・山川穂高選手(写真:共同通信)
埼玉西武ライオンズ主力選手の高校最後の夏は?【ヒーローの高校最後の夏】
上位から下位まで破壊力抜群なことから「山賊打線」の異名を取る埼玉西武ライオンズ。その中心に座る山川穂高、源田壮亮、そして投手陣の中核を担う高橋光成らの、高校最後の夏を振り返りたい。
【3名の高校最後の夏の戦績】
▼山川穂高(中部商・2009年)
沖縄大会
1回戦 3対2 嘉手納
2回戦 4対1 浦添商
3回戦 10対2 美来工科
準々決勝 7対1 コザ
準決勝 5対3 沖縄水産
決勝 2対4 興南
▼源田壮亮(大分商・2010年)
大分大会
2回戦 10対0 別府青山
3回戦 8対1 大分上野丘
準々決勝 0対2 日田林工
▼高橋光成(前橋育英・2014年)
群馬大会
2回戦 7対0 松井田
3回戦 2対6 健大高崎
春の県大会を制し、九州大会出場、優勝候補として夏を迎えた山川。甲子園出場経験もある強豪校を次々に撃破し、臨んだ決勝戦だったが、決勝戦で興南に敗れ、涙を飲んだ。自身は大会2本塁打を記録するなど、長距離砲としての片鱗を見せた。
3年春の県大会で準優勝をマークし、優勝候補として高校最後の夏を迎えた源田。3番・遊撃として試合に出場し、大会を通じて打率5割を超える活躍を見せたが、ベスト8で敗れ、甲子園出場はならなかった。
2年夏にエースとして夏の甲子園初出場・初優勝を果たした高橋。4番投手として臨んだ3年夏は、3回戦で脇本直人(元ロッテ)を擁する健大高崎と対戦。その夏の甲子園でベスト8に進出した健大高崎に敗れ、連覇の夢が途絶えた。
文・林龍也
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