良い形で先行できた神村学園が初戦突破!エース・田中瞬太朗が完投勝利でチームの勝利に貢献!
エースとして勝利に貢献した田中瞬太朗(神村学園)
良い形で先行できた神村学園が初戦突破!エース・田中瞬太朗が完投勝利でチームの勝利に貢献!
6日より開幕した第101回全国高等学校野球選手権、初日の第2試合は鹿児島代表・神村学園が佐賀代表・佐賀北を下した。その勝利に大きく貢献したのがエース・田中瞬太朗だ。
5回と6回に1点ずつ獲られながらも完投勝利。その田中瞬投手は試合後、「立ち上がりはかなり緊張しました」と話し甲子園での登板を振り返ると、「6回に2点目を取られて、7回表にもう一度集中しようと思って取り組みました。スタミナ面は走り込みの成果が大きかったと思います」と体力強化が全国での1勝に繋がったことを振り返った。
また味方の援護も大きかったことと、同時に反省も田中瞬投手は口にした。「7回裏に2点は本当に大きかったですし、8回、9回は自分の投球ができました。ただ今日は得点をつけるとすれば、40点ぐらいです。四球も多かったですし、無失点にこだわっているので、次回は四球を出さず、勝利を目指していきます」。
神村学園の小田大介監督は、先発の田中瞬投手を含めた守備に及第点を与えた。「序盤以降なかなか点が取れない中、逆に中盤1点ずつ取られて、嫌な雰囲気でしたが、田中瞬が3点目を与えなかったのは大きかったですね。よく投げてくれたと思います。またノーエラーという点についてもこだわっていたので、ノーエラーで終えることができてよかったです。」
また攻撃陣についても、「良い形で先行できました。特に2回裏は二死から3者連続二塁打は大きかったですね。相手投手の緩いボールを打たされるのではなく、しっかりと振ることを意識しましたので、それができたと思います」とコメントした。
投打ががっちり噛み合った神村学園。次なる相手は高岡商と石見智翠館の勝者だ。
【組み合わせ・応援メッセージ】
■第101回全国高等学校野球選手権大会