開幕ローテへ“背水の陣” 高橋優貴(東海大菅生出身)は高校時代からの「弱さ」を克服できるか?
3日の日本ハム戦に登板予定の高橋優貴(巨人)
巨人は3日の日本ハムとのオープン戦で、2年目の高橋優貴(東海大菅生出身)が開幕ローテ入りに向けて先発マウンドに立つ予定だ。
前回登板の2月23日の楽天戦では、4回無失点の投球を見せたが、球数が増えると球威が落ちる弱点も露呈して原監督からは苦言を呈された。
先発として開幕ローテに残っていくため、28日の東京ドーム練習では140球の投げ込みを敢行するなど、万全の体制で登板を迎える。
1日のヤクルト戦では、同期入団の戸郷翔征(聖心ウルスラ出身)が快投し、また鍬原、宮国、今村といった投手も2軍で入れ替えの機会を虎視眈々と伺っている。
生き残りへ背水の陣で臨むことになるが、東海大菅生時代の恩師である若林弘泰監督は、以前に高橋のここ一番での弱さについて語っていた。
「高校時代も惜しいところで負けてしまうところがありました。大事なところで勝てる投手になれることが彼の課題だと思います」
高校時代からの課題を克服するには、絶好の舞台が整ったと言っていい。
「ここ一番の弱さ」を克服し、そして開幕ローテを掴むため、高橋は札幌ドームのマウンドに立つ。
(記事=栗崎 祐太朗)
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