150キロ右腕・森木大智（高知）の現在。高校野球の厳しさを味わった1年を振り返る
スクワッドに取り組む森木 大智
高知の150キロ右腕・森木大智（2年）は29日、取材に応じた。中学時代、中学生としては最速となる150キロをマークし、地上波のテレビ局からの特集を組まれるほどとなった怪物。1年春の四国大会デビュー戦でも多くのメディアが集結した。
1年夏には背番号1を与えられ、高知大会決勝戦・明徳義塾と対戦したが、試合に敗れ、あと一歩で甲子園を逃す。そしてセンバツを目指した1年秋は怪我もあり、打者1人の登板に終わった。
この1年を振り返って森木は「高校野球の難しさを思い知らされた1年でした。3年生の執念に負けないように意識して、自分を見失っていたり、準備力も欠けていたり、秋ではメンタル面も課題となりました。次の夏は負けないように、自分もしっかりやっていきたいと思います」
冬場はウエイトトレーニングを中心に下半身を鍛え、スクワットは190キロを持ち上げるまでに。その効果は実感しており、「軽く投げても威力のあるストレートを投げられている」と語るように、紅白戦ではコントロール重視ながら最速146キロを計測した。
この夏へ向けて森木は「自分たちのプレーをして、夏の高知大会に優勝して、甲子園に行きます」と決意を語った。
中学時代から森木を見てきた濵口 佳久監督などの証言を集めたロングインタビューは、後日公開予定です！どうぞお楽しみに！
（記事＝寺下 友徳）
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