News

最速150キロ右腕・菊地竜雅(常総学院)、雨天の中でも5回7奪三振無失点の快投!

2020.07.06

最速150キロ右腕・菊地竜雅(常総学院)、雨天の中でも5回7奪三振無失点の快投! | 高校野球ドットコム
菊地竜雅(常総学院)

 7月5日、常総学院水戸葵陵と練習試合を行い、2連勝を飾った。その中で別格の投球を見せたのが最速150キロを誇る右腕・菊地竜雅だった。4回までパーフェクトに抑え、5回表に2安打を浴びたが、2安打、7奪三振、無失点の快投で順調な仕上がりを見せた。

菊地が登板したのは2試合目。試合前から雨が振り続け、グラウンドコンディションは最悪。ただ、佐々木監督は菊地にこう告げていた。

「今年の独自大会は開催出来る日が限られているから、無理にでも試合をやる状況は絶対にあると思います。そこで投げられるようにしなさいと伝えていました」
 エースは指揮官の要求にしっかりと応えた。

「調子は良かったのでしっかりと腕を振ることができました」
 雨ということで、全力で投げず、コントロール重視だった菊地の最速は140キロ。最速140キロは5球のみで、ほとんどが130キロ中盤だった。それでも高低に投げ分け、120キロ前半のスライダーをコーナーに決め、無失点に抑える好投を見せた。

 佐々木監督も「コンディションが悪いなりにしっかりとまとめてくれました」とエースの好投を評価した。

 この日も投球フォームに工夫を加えるなど、研究心豊なエースは、残り2週間でさらに状態を上げていく。

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.07.05

白山高元監督の“下剋上球児”再現はあるのか!? センバツ1勝の宇治山田商、2年生集団で東海大会準優勝の菰野など各ブロックの見所を紹介【2024夏・三重大会展望】

2024.07.04

「学校と地域に支えられて戦う」県内有数の進学校・磐田南(静岡)、“潔く”戦って最高の夏に【野球部訪問】

2024.07.04

「速さが怖かった」 センバツ4強から学んだ走塁で市立柏が千葉の上位を狙う

2024.07.04

5日に北北海道大会の抽選会!クラーク記念国際と別海が軸、接戦を勝ち抜いたチームにも勢い

2024.07.04

5日に新潟大会が開幕!帝京長岡と日本文理の対戦相手が決まる【2024夏の甲子園】

2024.06.30

明徳義塾・馬淵監督が閉校する母校のために記念試合を企画! 明徳フルメンバーが参加「いつかは母校の指導をしてみたかった」

2024.06.30

突然の病で右半身が麻痺した「天才野球少年」が迎える最後の夏 あきらめなかった甲子園出場の夢、「代打の一打席でもいいから……」

2024.07.05

白山高元監督の“下剋上球児”再現はあるのか!? センバツ1勝の宇治山田商、2年生集団で東海大会準優勝の菰野など各ブロックの見所を紹介【2024夏・三重大会展望】

2024.06.29

北海は道内29連勝なるか、東海大札幌VS札幌日大の強豪対決も、30日に札幌支部で代表決定戦【2024夏の甲子園】

2024.06.29

激戦区・愛知が開幕!ノーシードから4連覇狙う愛工大名電が17得点の圧勝発進、大府、愛知産大三河も初戦を突破【2024夏の甲子園】

2024.06.28

元高校球児が動作解析アプリ「ForceSense」をリリース! 自分とプロ選手との比較も可能に!「データの”可視化”だけでなく”活用”を」

2024.06.30

明徳義塾・馬淵監督が閉校する母校のために記念試合を企画! 明徳フルメンバーが参加「いつかは母校の指導をしてみたかった」

2024.06.28

最下位、優勝、チーム崩壊……波乱万丈のプロ野球人生を送った阪神V戦士「野球指導者となって伝えたいこと」

2024.06.23

プロ注目の大阪桐蔭・徳丸が大学生相手に決勝アーチ!直近3週間5本塁打と量産態勢!2年ぶり夏甲子園へ強打者の勢い止まらず!

2024.06.24

愛媛の組み合わせ決定!今春優勝の松山商・大西主将は「どのチームと闘っても自信をもってベストなゲームをしたい」シード4校主将が意気込み語る!