青森山田出身の剛腕が戦力外「通算0勝1ホールドでもネット上で人気」の理由
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巨人の戦力外通告者の中に堀岡 隼人投手(青森山田)の名前があった。堀岡は2016年センバツの甲子園出場。同期には三森 大貴内野手(ソフトバンク)がいた。
同年のドラフトでは巨人の育成7位指名で、プロ野球選手をスタートさせた。プロ3年目の2019年に支配下登録となった。その年に一軍デビューを果たし、3試合に登板。20年は12試合登板したが、防御率7.82、そこから2年続けて登板はなかったが、今年は3試合登板で防御率13.50に終わっている。
一軍での通算成績は 18試合登板0勝0敗1ホールド、防御率は8.41だった。
ただ、この堀岡、ネットメディアでは「ポテンシャルは高い」「再生は可能」などと人気が高い。それは二軍戦の投手成績にある。43試合に登板し、5勝1敗、防御率1.87、53回を投げて、投球回を上回る57奪三振を記録。さらに被打率.151と二軍では申し分ない成績を残しているのだ。150キロ超えの速球、さらに鋭く変化する変化球もある。1球1球の質は非常に高いが、一軍でそれを発揮できなかった。
まだ25歳で、働き盛りの投手だ。果たして獲得する球団は現れるのか。