戸郷翔征(巨人)が7回を投げ切る!目指すは桑田、槙原らも達成した高卒2年目、10勝、100回、100奪三振!
戸郷翔征
戸郷 翔征(聖心ウルスラ出身)は11日の東京ヤクルト戦に先発。7回まで1失点、7奪三振の好投を見せた。この7回を投げ切れたというのが非常に大きいだろう。
前半は素晴らしくても、6回、7回に投球のクオリティが落ちてしまう傾向があったが、その壁を乗り越えたのは非常に大きい。
現在、7勝3敗、74奪三振の戸郷は宮國 椋丞(糸満出身)の2年目にあげた6勝、54奪三振を上回った。歴代の巨人の高卒2年目ではトップレベルの成績だといえる。
やはり戸郷が目指すのは、槙原 寛己、桑田真澄らが達成した高卒2年目、10勝、規定投球回到達、100奪三振以上だろう。現在、戸郷は64.2回。残り登板はやはり平均7イニングは投げ抜き、規定投球回に達成したいところだ。
もしその記録が達成できれば、巨人の歴代エースに肩を並べることになり、また高卒2年目から活躍してきたダルビッシュ有、田中将大、涌井秀章、前田健太に匹敵することになる。
何より凄いのはドラフト6位の投手が実現しようとしているところである。
次回の登板も見逃せない。
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