県大会準優勝校が選出!近畿大会で善戦した東播磨(兵庫)が21世紀枠の推薦校に選ばれる!
東播磨ナイン
秋季大会が佳境を迎えている中、兵庫県高校野球連盟は近畿大会に兵庫県2位として出場した東播磨を21世紀枠の推薦校として選出をしたことを発表した。
東播磨は県大会で市立尼崎や育英。さらには長田といった県内の実力校を破って準優勝。決勝の神戸国際大付とも接戦を演じて近畿大会へ出場。初戦で好投手・小園健太擁する市立和歌山との対戦し、1対2で敗れたものの、好ゲームを見せた。
加古郡に学校を構える東播磨は、過去に加古川北で甲子園を経験した福村順一監督がチームをまとめる。進学校のため授業が7限まであり、16:30から練習が始まり、グラウンドも他の部活動との共用という環境の中で結果を残した。
今年は走力が武器となっている東播磨。その中でも中心となるのはエース・鈴木悠仁。近畿大会では初戦で敗れたが、出所が少し見にくいフォームが印象的で、スライダーにスプリット系のボールと低めを丁寧に突く投球が光り、市立和歌山と接戦を演じた。
細かなカバーリングなど、小さなところからチームが徹底されている東播磨。まずは近畿の推薦校に残れるのか。初の甲子園出場への第一歩を踏み出した。
(記事=田中 裕毅)