宮崎商が出場した52年前のセンバツ
日高 大空(宮崎商)
3月19日に開幕する第93回選抜高校野球大会。今大会で最長ブランクとなる52年ぶり3度目の出場を果たしたのが宮崎商だ。その52年前の1969年の第41回大会では26チームが参加。入場曲は水前寺清子の「三百六十五歩のマーチ」だった。今大会の出場校では県立岐阜商(当時は岐阜商)が出場を果たしている。また今大会の21世紀枠選考で話題となった富山北部なども出場していた。
優勝校は三重で春夏通じて初制覇となった。決勝の堀越戦では12対0と圧倒した。近年では2014年夏に準優勝、2018年春に4強入りを果たしている。宮崎商は1回戦で銚子商と対戦し5対0で敗れ、初戦敗退となった。
宮崎商はその後、1969年夏、2008年夏の甲子園に出場しており、1969年の第51回大会は初戦敗退。2008年の第90回大会はエースの赤川 克紀(東京ヤクルトー東京ヴェルディ・バンバータ)を擁し、1回戦は城北を7対1で下し、これが甲子園での最後の勝利となっている。
宮崎商がこれまで2度出場した選抜大会ではまだ白星はない。今大会で春初勝利を達成することができるか。初戦は3月20日、大会2日目の第1試合に天理と対戦する。
関連記事
◆【一覧】選抜出場32校一覧
◆センバツに出場する「公立の知将」たち
◆最高成績は準優勝!習志野、明石商など選抜過去5年の公立出場校