【鹿児島】本日抽選会 146キロ左腕・大野稼頭央擁する大島など今夏ベスト8に注目
大野 稼頭央(大島)
夏の鹿児島大会は樟南が優勝し、甲子園への出場権を掴んだ。それからまもなく2か月が経過し、今度は秋季県大会がまもなく始まろうとしている。
気になる組み合わせ抽選が16日に開かれることになっているが、夏の鹿児島大会でベスト8まで勝ち残ったチームの顔ぶれを振り返っていきたい。
<ベスト8進出校>
樟南
鹿児島実
れいめい
神村学園
鹿屋中央
鹿屋農
鹿児島大島
尚志館
優勝した樟南を筆頭にして、県内の強豪校が夏の大会を盛り上げた。新チームとなって初めて迎える公式戦でも、その戦いぶりに注目が集まる。そのなかでも取り上げたいのは大島にいる大野 稼頭央だ。
大野は2年生ながら旧チームからエースを任され、今春の県大会・鹿児島中央戦では138キロを計測する。被安打2、奪三振15という結果をきっかけに注目度が徐々に高まり始めると、春の県大会では3位入賞に貢献する。その後、NHK旗ではベスト8、そして夏の大会では夏の大会では140キロ台の真っすぐで勝負できる本格派左腕としてベスト8進出に導いた。
最高学年として迎える初めての大会での好投に期待がかかるが、他にも新チームとなってどんな逸材が台頭してくるのか。11月6日から地元・鹿児島で開催される九州大会への出場権の行方とともに注目したい。
(記事:田中 裕毅)