12年カープドラフト1位の高橋大樹(龍谷大平安出身)が戦力外に
高橋大樹(龍谷大平安出身)
11月3日、12年ドラフトで広島1位の高橋大樹が戦力外となった。
龍谷大平安時代は11年夏、12年夏の甲子園に出場。11年夏では甲子園で本塁打を放ち、最終的に高校通算43本塁打に達し、高校日本代表にも選ばれ、世界大会を経験。高校までの経歴はまさにエリートだった。1位指名を受け、2位の鈴木誠也(二松学舎大附出身)とともに飛躍を期待された。
プロ2年目ではファームで11本塁打を打つものの、その後はなかなかファームでも本塁打が伸びない。19年に一軍でプロ初本塁打を放つものの、21年では一軍出場がなく、戦力外となった。
世界選手権では木製バットながらメンバーの中でも一際鋭い打球を飛ばしており、体格もよく、面白い選手に映った。これほどの選手でも飛躍できないプロの厳しさを痛感する。