加治木vs鶴丸
中盤で畳みかける・加治木
<第150回九州地区高校野球鹿児島県予選:加治木7-2鶴丸>◇24日◇1回戦◇平和リース球場
加治木は2回裏、無死一、三塁の好機に8番・市井川 颯大(3年)の左前適時打で先制する。
直後の3回表、鶴丸は1死三塁として1番・新開 道哉(3年)が左前適時打を放って同点に追いつく。
5回表、鶴丸は相手の守備の乱れで無死三塁とし、1番・新開の二塁ゴロが野選となって勝ち越しに成功した。
その裏、加治木は2死から3連続四死球で満塁とすると、1番・石元 亮雅主将(3年)が走者一掃の中越え二塁打を放って再び試合をひっくり返した。6回裏は相手の守備の乱れにも乗じて3点をダメ押し。
先発した背番号10の右腕・久保 和希投手(3年)が6回以降は、走者を出しながらも丁寧に打たせてとる投球で、鶴丸に追加点を与えなかった。
(記事=政 純一郎)