21年、全国トップクラスの戦力と呼ばれた花咲徳栄の3年生の出口が圧倒的!
中日に入団した味谷大誠捕手
昨年度の花咲徳栄(埼玉)は、全国トップクラスの戦力と呼ばれた。味谷大誠捕手は、2年冬から急成長し、21年中日ドラフト4位と高卒プロ入りをつかんだ。
レギュラーのほとんどは強豪大学へ進学している。投手陣には140キロ超えの投手が多かったが、中心投手として活躍した松田和真投手が東洋大、堀越啓太投手が東北福祉大、高安悠斗投手が桜美林大へ進むことになった。堀越はすでにリーグ戦に登板。快速球を披露し潜在能力の高さをアピールしている。遊撃手の浜岡陸内野手は法政大へ進んだ。
レギュラー、ベンチ入りだけではなく、ベンチ外の選手の多くが大学野球を継続している。
17年の優勝チームでベンチ外だった長谷川威展投手も金沢学院大を経て、昨年のドラフトで日本ハム6位指名を受けプロ入りした選手もいる。21年の花咲徳栄ナインが各地で活躍することを期待したい。
改めて圧倒的な出口の強さを示す花咲徳栄。ますます大学球界関係者から注目を浴びるチームであることは間違いない。
[page_break:選手一覧]【投手】
松田和真(東洋大)
堀越啓太(東北福祉大)
高安悠斗(桜美林大)
柿沼昂希(日本大)
杉本楓(千葉経済大)
【捕手】
味谷大誠(中日)
加藤大地(白鴎大)
【内野手】
澤口滉(拓殖大)
秋山貫太(白鴎大)
冨田隼吾(東北福祉大)
野崎賢之介(明星大)
西銘港(東日本国際大)
山浦倫太郎(千葉経済大)
【外野手】
鹿野亮太(城西国際大)
飛川征陽(日本大)
西村航世(同志社大)