大記録達成!前橋の松本投手が初の完全試合、センバツ第50回記念大会
今年、第95回センバツ大会は3月18日に開幕する。今年は記念大会で4枠増枠となり36校が出場。5回大会ごとに行われてきた記念大会の歴史を紐解いてみることにする。第4弾は1978年(昭53)の第50回大会。
大記録が生まれたのはこの大会だった。初出場の前橋(群馬)の右腕エース、松本 稔投手が1回戦の比叡山(滋賀)で大会史上初、春夏通じて甲子園初となる完全試合を達成。168センチの右腕が、制球力を武器に78球、内野ゴロ17個と打たせて取る投球で27アウトを奪って快挙を達成させた。
翌年に春夏連覇を成し遂げる箕島(和歌山)の石井 毅投手ー嶋田 宗彦捕手バッテリーに加え、話題をさらった牛島 和彦投手ー香川 伸行捕手バッテリーを擁する浪商(現大体大浪商=大阪)が、ともに2年生で出場していた。
大会では浜松商が初優勝を収めた。
<第50回大会出場校>
【北海道】
東海大四(北海道=初出場)
【関東】
前橋(群馬=初出場)
桐生(群馬)
印旛(千葉=初出場)
早稲田実業(東京)
帝京(東京=初出場)
【中部・北信越】
浜松商[/team](静岡)
刈谷[/team](愛知=初出場)
岐阜[/team](岐阜)
福井商[/team](福井)
【近畿】
比叡山(滋賀)
浪商(大阪)
PL学園(大阪)
村野工(兵庫=初出場)
郡山(奈良)
吉備(和歌山=初出場)
箕島(和歌山)
【中国】
岡山東商(岡山)
崇徳(広島)
益田(島根=初出場)
南陽工(山口=初出場)