土佐塾vs須崎総合
土佐塾、須崎総合を逆転し1年10ケ月ぶり公式戦1勝!
147球3失点完投勝利の土佐塾・安岡 慶(2年)
<第76回春季四国地区高校野球大会高知県予選:土佐塾4-3須崎総合>◇20日◇1回戦◇春野
センバツ出場のため、大会優勝校との四国大会代表順位決定戦から出場する高知を除く26校19チーム(うち連合チーム3チーム)が参加し、20日に開幕を迎えた「第76回春季四国地区高校野球大会高知県予選」。高知県高知市の[stadium]高知県立春野総合運動公園野球場[/stadium]で行われた第1日第1試合では土佐塾と須崎総合が激突した。
先に主導権を握ったのは須崎総合。初回2死一塁から4番・谷本 瑞樹の右越え三塁打で先制すると、3回表にも3番・津野 晃寿の左中間三塁打などで2点を追加。2年生バッテリーの活躍で序盤に3点をリードした。
しかし土佐塾は中盤に反撃。4回裏に2点を返し、5回裏にも1死二塁から3番・南部 陽一郎(2年)の右中間三塁打で同点。そして6回裏には2死一、二塁から1番・正堺 颯太(3年)の適時打で鮮やかに逆転した。
一方、須崎総合は4回以降、土佐塾エース・安岡 慶(2年)の前に散発3安打。終わってみれば「よく粘ってくれた」と白壁 大輔監督も褒め称える勝利への執念を見せた土佐塾が、実に2021年5月の高知県高校体育大会1回戦で梼原を3対1で下して以来、1年10ケ月ぶりの公式戦1勝を手にしている。
(取材=寺下 友徳)