今年の夏の神奈川大会開会式は午後4時に開催、大会初となる夕方実施になった背景とは
22年の夏の神奈川大会・開会式の模様
選手名鑑情報はこちら
・選手名鑑一覧ページ
日程・結果一覧
・神奈川TOPページ
気になる学校への応援メッセージはこちら
・学校検索ページ
神奈川県高校野球連盟(以下、神奈川高野連)は1日、7月7日開幕予定の第105回全国高校野球選手権記念神奈川大会の運営委員会を開いた。
この夏は167チームが大会に参加し、連合チームは5つ。開会式は7月7日に行い、決勝戦は7月26日に予定されている。観客については、コロナ禍以前のように無制限とすることが発表され、ほぼ従来通りの形で大会が開催される方向である。
ただ、この夏は初めて開会式を午後4時から開催するなど、一部見直しを行った。
開会式は毎年、横浜スタジアムで正午頃を目安に開催されてきた。ただ、この時間帯は、人工芝特有の熱などもあって暑さのピークになるため、毎年体調を崩して試合にも影響が出てしまうこともあった。
この現実に対して、連盟としては「体調不良の選手を出さずに、開会式で1校ずつ入場行進させたい」と榊原専務理事を中心に改善策を練った末に、この夏は夕方の時間帯となる午後4時から開催することを決めた。
そのため、これまでは開会式後に開幕戦が行われていたが、この夏は開幕戦はなく、翌8日から大会が一斉に始まる形になる。
高校球児をサポートし、選手たちの体調を考慮した結果、新たな試みを決めた。これまでとは違ったスタートとなる新しい夏は、どんなドラマが生まれるのか。