徳島インディゴソックスのロドルフォ・マルティネス投手が、驚愕の最速164キロをたたき出す!
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坊っちゃんスタジアム開設以来最速となる164キロを叩き出し喜びのポーズを取る徳島インディゴソックスのロドルフォ・マルティネス(撮影:山田次郎)
<四国アイランドリーグplus2023:徳島インディゴソックス10-4愛媛マンダリンパイレーツ>◇24日◇愛媛・坊っちゃんスタジアム
日本独立リーグのパイオニア的存在である四国アイランドリーグplusの2023後期シーズンが開幕。前期2位の愛媛マンダリンパイレーツが前期優勝の徳島インディゴソックスを愛媛県松山市の坊っちゃんスタジアムに迎えた一戦では、驚愕の「164キロ」が観客をどよめかせた。
その主はドミニカ人右腕・29歳のロドルフォ・マルティネス投手。188センチ、95キロのパワフルな身体で、前期シーズンの時点で最速158キロをマークしていた剛腕は、10対3とリードした6回から3番手でマウンドに上がると、初球から160キロ、163キロと来日最速を更新。そして3球目には自己最速タイとなる「164キロ」をたたき出した。
この数字はもちろん2005年にスタートした四国アイランドリーグplus所属選手史上最速。また、2000年にオープンした坊っちゃんスタジアムでも、昨年7月27日のNPBオールスターでロッテ・佐々木 朗希投手(大船渡高出身)がマークした161キロを上回る開設最速となる。
この日のマルティネスは2回を投げ1安打1四球無失点。28球のうち19球を投じた(うち1球は計測されず)ストレートの平均球速は159.3キロ。試合後には「今日はとてもコンディションがよかったので、164キロが出たのは嬉しい。アリガトウゴザイマス」と満面の笑みを浮かべたマルティネスに対し、某NPB球団スカウトも「椎葉君なども含めて以前より球速が速くなっているのはさすが」と徳島インディゴソックスの球団としての育成能力を含めて高い評価を下した。
その某NPB球団スカウトが触れたように、この日8回から4番手のマウンドに上がった右腕・椎葉 剛投手(21=島原中央~ミキハウス)も、自己最速となる157キロをマークした。「前期と後期の間にも交流戦があってコンディションも維持できているし、選手個々の意識が高まっている。あとはトレーニングをしっかりできればもっと状態が上がってくると思う」と岡本 哲司監督も大きな期待をかけるタレント集団は、NPB入りへ向けていよいよ本格化の気配を漂わせている。
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自己最速157キロをマークした徳島インディゴソックス・椎葉 剛
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徳島インディゴソックスのロドルフォ・マルティネス投手が164kmを出した際のリリース時(撮影:山田次郎)
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坊っちゃんスタジアム開設以来最速となる164キロを叩き出し喜びのポーズを取る徳島インディゴソックスのロドルフォ・マルティネス(撮影:山田次郎)