選手層の厚さを実感、専大松戸が大型左腕の活躍で初戦快勝スタート
専大松戸・渡辺翼
<第105回全国高校野球選手権千葉大会:専大松戸10ー1検見川(7回コールド)>◇11日◇2回戦◇ZOZOマリンスタジアム
今センバツ8強の専大松戸が初戦を快勝で突破した。初回に3点を先制すると4回にも3点を追加。その後中盤にも加点し10得点した。
先発の渡辺 翼投手(3年)が5回まで検見川打線に得点を許さなかった。187センチの長身を生かしたダイナミックなフォームで、球質が重そうな直球と大きなカーブなどを織り交ぜて相手に的を絞らせなかった。大型左腕ながら、コントロールも良く、コーナーを丁寧についていた印象だった。
最速151キロを誇る、背番号1のエース右腕、平野 大地投手(3年)が中心ながら、夏は投手陣豊富なチームほど有利。この夏、今後も渡辺の見せ場が増えれば、春夏連続の甲子園も視野に捉えることができるはずだ。