奈良で因縁の対決に注目!天理VS奈良大附・10日の高校野球
天理ナイン
第105回全国高校野球選手権は10日、奈良で初戦屈指の好カードが予定されている。
昨年の代表校で、昨年秋優勝、今年春準優勝と、今大会優勝候補筆頭の天理が、奈良大附と初戦で対決する。
奈良大附は昨年春の王者で、決勝では天理を破って優勝した。しかし、今年のチームは昨年秋に2回戦で智辯学園に6対7の1点差で惜敗し、今年の春も2回戦で天理に2対7で敗れた。実力がありながら、いずれも優勝候補の2強と初戦で対戦し敗れている。
そして夏も初戦で天理と対戦。またもくじ運が悪いとみるのか、天が雪辱のチャンスをくれたととらえるのか。いずれにしても、新チーム公式戦未勝利の屈辱を晴らすために、今夏の天理戦には並々ならぬ決意で挑むに違いない。
23年春 2回戦 ●2ー7
22年春 決勝 〇6ー3
20年夏 決勝 ●4ー6(独自大会)
19年秋 準々決勝 ●0ー14
18年夏 決勝 〇10ー9
17年夏 決勝 ●1ー2
17年春 準決勝 〇8ー6
16年秋 2回戦 〇5ー2
16年夏 準決勝 ●1ー2
16年春 準決勝 ●1ー3
以上が過去10戦の奈良大附の対天理対戦成績。奈良大附の4勝6敗とほとんど五分の成績だが、夏に限ると1勝3敗とやや劣勢となっている。今年の夏はどうなるのか。奈良を勝ち上がるには避けて通れない天理の壁に、今年も挑む。