試合レポート

枕崎vs徳之島

2023.07.12


枕崎が2時間55分、点の取り合いを制す

<第105回全国高校野球選手権鹿児島大会:枕崎16-10徳之島>◇12日◇2回戦◇平和リース

枕崎は初回、4番・田原 千風主将(3年)の右越え三塁打、5番・田中 智起(3年)の犠飛で3点を先取した。

その裏、徳之島は4番・正岡 大暉主将(3年)、6番・幸 大翔(3年)の中前適時打で1点差とする。

2回は無死満塁から2番・加 壮真(3年)の右前適時打で同点に追いつき、連続押し出しで勝ち越し、5番・大澤 康誠(3年)の左前適時打などで計5点を挙げて主導権を奪い返したかに思われた。

しかし直後の3回、枕崎は無死満塁から押し出し、5番・田中の中越え二塁打で1点差に詰め寄り、相手のエラーで同点、8番・枦川 典吏克(3年)の右前2点適時打で勝ち越しに成功。更に攻撃の手を緩めず、打者12人で計8点を奪って主導権を再び手にした。

徳之島はその裏、1番・勝 亮翔(2年)の中越え二塁打などで2点を返して、2点差に詰め寄る。

5回に追加点を挙げた枕崎は7回、4番・田原主将の右翼線二塁打などで3点を追加。田原主将は3安打5打点と活躍した。

徳之島は4回以降も、8回を除いて毎回走者を出して得点圏まで進めたが、肝心の適時打が出ず。

枕崎が2時間55分におよんだ点の取り合いをものにした。

取材=政純一郎

この記事の執筆者: 田中 裕毅

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