試合レポート

【神奈川】準々決勝 鎌倉学園VS 横浜創学館

2023.09.24


ノーシードの鎌倉学園が4強!「6年前、2017年の借りを…」次は宿敵・桐光学園戦

〈神奈川県高校野球秋季県大会:鎌倉学園5ー1横浜創学館〉♢24日♢準々決勝♢サーティーフォー保土ヶ谷

鎌倉学園横浜創学館を破りベスト4にコマを進めた。

初回から4番・面本 和輝投手(2年)の適時打などで2点を先制し、2回に横浜創学館に1点を取られるも、6回には6者連続安打などで3点を追加して5対1。先発の面本は9回完投1失点の好投を見せた。

エースで4番で主将と1人3役をこなす面本の活躍が目立った。連打を許したのは1回だけで、8安打を浴びたものの丁寧に低めをついた。勝負する時はしっかりと内を攻める投球ができていたからこそ、横浜創学館打線を1失点に抑える好投ができた。竹内監督も「面本がよく打ってよく投げてくれました。うちとしては出来すぎた試合展開だった」と語るように面本は2打点を挙げるなど、投打で活躍した。

面本はインコースを攻める場面が多く、強気な投球をしていた。「コントロールには自信があります。特に自分は球種が少なくてストレートでの勝負になってしまうんですが、その中でも自分の良さがストレートなので、この強力な武器を勇気を持って攻めています」と直球には絶対的な自信を持っている。

桐光学園と準決勝で対戦することになる。竹内監督は「6年前の2017年の今日(9月24日)この保土ヶ谷球場にて3位決定戦で桐光学園さんに2対3で負けていて、これも何かの縁だと思っているので、あの時の悔しさをもう一度挑戦します」と次の戦いに向けて気合は十分。

桐光学園戦でも大黒柱の面本が投打での躍動を狙う。

 

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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