News

花咲徳栄、記録更新の9年連続ドラフト指名選手の輩出なるか

2023.10.05


小野勝利選手(花咲徳栄)

9月25日、ソフトバンクの高卒3年目・井上 朋也内野手(花咲徳栄出身)がプロ初ホームランを放った。花咲徳栄(埼玉)史上初のドラフト1位指名でもあった井上は、期待されながらも2年目まで1軍出場がなかった。

そして迎えた3年目の今年9月6日に1軍昇格を果たすと、「8番・一塁」でスタメン出場。いきなり2本のヒットを放つ上々のデビューを飾った。以降もスタメンでの出場が続き11試合、31打席目で待望の初アーチを記録した。チームにとって待望でもあった右の長距離砲候補が、3年目の終盤にして花開きつつある。来シーズンは開幕スタメンを目指すことになりそうだ。

井上の母校である花咲徳栄からは、2015年の大瀧 愛斗外野手(西武4位/現愛斗)から2022年の藤田 大清外野手(日本ハム育成1位)まで8年連続でドラフト指名選手(育成ドラフト含む)が誕生している。

同一高校から8年連続でドラフト指名されているのは史上最長だ。そのなかから清水 達也投手(2017年中日4位)や野村 佑希内野手(2018年日本ハム2位)といった現在のチームの主力選手も誕生しているのも心強い。

ちなみに花咲徳栄に次ぐ、7年連続でドラフト指名選手を輩出しているのは、中京大中京(愛知)、愛工大名電(愛知)、大阪桐蔭(大阪)と3校ある。大学での最長は明治大の13年(継続中)、社会人野球ではJR東日本が11年となっている。

今年の花咲徳栄は高橋 一英投手(3年)と小野 勝利内野手(3年)が9月24日にプロ志望届を提出した。とくに小野は父が元巨人の小野剛氏ということもあり注目を浴びている。

果たして2人は今年のドラフト会議で指名を受け、高校の連続指名記録を更新するだろうか。運命の1日を待ちたい。

<花咲徳栄高ドラフト指名選手一覧>

※2015年〜2022年

2015年:大瀧 愛斗(現愛斗/西武4位)
2016年:高橋 昂也(広島2位)、岡崎 大輔(オリックス3位)
2017年:西川 愛也(西武2位)、清水 達也(中日4位)
2018年:野村 佑希(日本ハム2位)
2019年:韮澤 雄也(広島4位)
2020年:井上 朋也(ソフトバンク1位)
2021年:味谷 大誠(中日4位)
2022年:藤田 大清(日本ハム育成1位)

※2022年ドラフト終了時点

この記事の執筆者: 田中 裕毅

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.07.05

白山高元監督の“下剋上球児”再現はあるのか!? センバツ1勝の宇治山田商、2年生集団で東海大会準優勝の菰野など各ブロックの見所を紹介【2024夏・三重大会展望】

2024.07.05

春連覇した加藤学園は悲観達成を狙う! 静岡、日大三島、藤枝明誠、プロ注右腕・小船を擁する知徳らが行く手を阻む!?【2024夏・静岡大会展望】

2024.07.05

静岡大会ではノーシード勢が初戦、常葉大菊川、聖隷クリストファーが開幕6日に登場【2024夏の甲子園】

2024.07.05

大阪大会は京セラドーム大阪で6日に開幕、大阪桐蔭は14日、履正社は14日に初戦【2024夏の甲子園】

2024.07.05

三重大会が6日開幕、昨夏代表のいなべ総合が初日に登場【2024夏の甲子園】

2024.06.30

明徳義塾・馬淵監督が閉校する母校のために記念試合を企画! 明徳フルメンバーが参加「いつかは母校の指導をしてみたかった」

2024.06.30

突然の病で右半身が麻痺した「天才野球少年」が迎える最後の夏 あきらめなかった甲子園出場の夢、「代打の一打席でもいいから……」

2024.07.05

白山高元監督の“下剋上球児”再現はあるのか!? センバツ1勝の宇治山田商、2年生集団で東海大会準優勝の菰野など各ブロックの見所を紹介【2024夏・三重大会展望】

2024.06.30

【夏の甲子園・四国地区好カード一覧】いきなりビッグ右腕対決!?徳島では阿南光と生光学園が2回戦で対戦か!?

2024.06.30

北照が9年連続48回目の南北海道大会に進出【2024夏の甲子園】

2024.06.28

元高校球児が動作解析アプリ「ForceSense」をリリース! 自分とプロ選手との比較も可能に!「データの”可視化”だけでなく”活用”を」

2024.06.30

明徳義塾・馬淵監督が閉校する母校のために記念試合を企画! 明徳フルメンバーが参加「いつかは母校の指導をしてみたかった」

2024.06.28

最下位、優勝、チーム崩壊……波乱万丈のプロ野球人生を送った阪神V戦士「野球指導者となって伝えたいこと」

2024.06.23

プロ注目の大阪桐蔭・徳丸が大学生相手に決勝アーチ!直近3週間5本塁打と量産態勢!2年ぶり夏甲子園へ強打者の勢い止まらず!

2024.06.24

愛媛の組み合わせ決定!今春優勝の松山商・大西主将は「どのチームと闘っても自信をもってベストなゲームをしたい」シード4校主将が意気込み語る!