今年は172人 大学生プロ志望者数が高校生を上回る理由は? 背景に活況を呈する独立リーグの存在【ドラフト】
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NPBドラフトを対象としたプロ志望届が高校、大学ともに12日に締め切られた。
大学は高校生より多く、172名が提出。昨年の187名と比較すると、15名減っているものの、それでも2年連続の150名以上と非常に多い。その背景として、独立リーグを目指す大学生が増えていること。NPBを目指しながらも、万が一、指名漏れになった場合、独立を目指すケースが増えている。
その背景として、独立リーグを目指す大学生が増えていることがあげられる。NPBを目指しながらも、万が一、指名漏れになった場合、独立を目指すケースが増えているのだ。
たとえば、20年に提出した明治大・中山 晶量投手(鳴門出身)は指名漏れとなり、卒業後、徳島インディゴソックスに入団し、2年目の22年に日本ハムから育成2位指名を受けた。さらに21年、プロ志望届を提出したが、指名漏れとなった徳島インディゴソックスの井上 絢登外野手(久留米商-福岡大)は、今季14本塁打39打点、打率.312と結果を残し、指名を待っている。昨年のドラフト指名漏れでは茨城アストロプラネッツの土生 翔太投手(横浜-桜美林大)も毎試合、150キロ超の速球を投げ込む先発型右腕へ成長し、ドラフト候補に挙がっている。
果たして、今年は何人が指名されるのか。また指名されなかった選手のその後にも注目していただきたい。
19年 108名
20年 158名
21年 139名
22年 187名
23年 172名