横浜高出身「ハイブリッド内野手」に戦力外 高校時代は二度の甲子園出場 U–18代表入り
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ソフトバンクの戦力外通告者の中に増田 珠内野手(横浜)の名前があった。長崎県出身の増田は中学3年時にU-15代表に選出。走攻守三拍子揃ったプレーに多くの高校関係者から注目された。横浜のときはどの大会でも打ちまくった。2年夏の決勝戦の慶應義塾戦では本塁打を放ち、甲子園に出場。2年夏(2016年)、3年夏(2017年)にも出場し、高いコンタクト力、長打力、そして高い守備力を持ち合わせた大型外野手として注目され、U-18代表にも選出された。
熱いキャラクターからはファンからも慕われ、まさにスターの雰囲気があった。ドラフト前のインタビューで増田は目標とする選手像についてこう語っていた。「走攻守三拍子揃った面では、山田哲人選手、打撃技術では内川聖一選手、ハートの強さでは松田宣浩選手がいると思うんですけど、そういういい所が全部混ざったハイブリッドな選手になりたい」
そしてソフトバンクから3位指名を受けたが、一軍通算出場は52試合出場、2本塁打、9打点に終わった。高校時代、輝かしいパフォーマンスを見ていると、こんなところで終わる選手ではない。他球団での現役続行が決まり、ブレイクすることを願っている。