試合レポート

【関東】山梨学院が2年連続Vまであと1勝!3試合連続で櫻田の好投が光る〈秋季関東大会〉

2023.10.29


〈第76回秋季関東地区野球大会: 山梨学院3ー2健大高崎〉♢28日♢準決勝♢栃木県総合運動公園野球場

山梨学院健大高崎の対決は、3対2で山梨学院が勝利を収め3年連続の関東大会決勝を決めた。
先制したのは山梨学院、3回に2死無塁から9番・針尾 泰地内野手(2年)が右中間を破る三塁打で出塁すると、1番・黒澤 后琉外野手(2年)の左前適時打で1点を先制する。しかしその裏、健大高崎も2死無塁から2四球と2安打などで2点を入れ逆転に成功する。
中盤まで健大高崎が1点リードしていたが、7回に山梨学院が反撃を見せる。2死二塁から8番・櫻田 隆誠投手(2年)が二塁打を放ち同点。さらに、9番・針尾も続き櫻田が本塁に生還、3対2と逆転に成功する。
3回途中からマウンドに上がった櫻田が9回まで健大高崎を無失点に抑え、3年連続の決勝を決め、さらに関東大会2連覇まであと1勝となった。

櫻田はこれまで関東大会の全ての試合に登板し、安定して結果を残している。今日の投球も素晴らしく走者を抱えていても安心して見ていられた。吉田監督も「これまでの試合でも結果を残している。9回までスタミナが持つかなと思っていたけど、最後まで完璧に健大高崎打線を抑えてくれた」と櫻田様々。
櫻田も今日の投球は非常によかったと語る「高めの球を上手く使って健大高崎打線を抑えられたと思います」と話した。
櫻田は関東大会で登板して試合ごとに成長をしている。どうしてここまで抑えられるのか、何が自信があるのかを伺うと「試合ごとに自分もここまで投げれてるのは驚きです。でも、抑えられてるのはバッテリーでしっかりと話し合って決めている結果だと思います」と話した。
山梨学院は29日に2連覇をかけ、7年ぶりに決勝に進出した作新学院と対戦予定だ。

この記事の執筆者: 鎌田 光津希

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