早くもプロ1本を掲げた環太平洋大の152キロ左腕が神宮で11奪三振1失点の快投!<明治神宮大会・大学の部>
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徳山一翔(環太平洋大)
<第54回明治神宮野球大会:環太平洋大8-1東農大オホーツク(8回コールド)>◇16日◇1回戦◇神宮
来年のドラフトへ向けて「プロ1本」を掲げている環太平洋大の152キロ左腕・徳山 一翔投手(3年=鳴門渦潮)が2年連続となった神宮大会の登板でも快投を披露した。初回から149キロをマークした徳山はその後も140キロ中盤の速球をネット裏から見ると、非常に伸びがあり、次々と空振りを奪うことができていた。
ストレートだけではなく、スライダーの切れ味も鋭く、東農大オホーツク打線を7回を投げ11奪三振1失点とスカウト陣へアピールを見せた。プロを狙う大学3年生は「3年秋の神宮大会」でどれだけ爪痕を残せるかはとても大事で、一歩ずつ階段を登っている徳山の姿に感心する。
打線も序盤から援護し、計10安打8得点を奪い、コールド発進を決めた。4番に座った猿渡 颯外野手(3年=創成館)もシャープなスイングで広角に鋭い打球を飛ばし、2安打2打点の活躍を見せた。2018年には準優勝経験のある環太平洋大。投打ともに役者がおり、準々決勝以降の戦いも期待できる。