【密着!大学日本代表候補合宿】広陵第3の男・天野幹太郎(高知工科大)が大奮起! ドラフト上位候補の「宗山・渡部には負けられない」
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天野 幹太郎(高知工科大)
12月1日スタートした大学日本代表候補の強化合宿。参加選手たちの高校時代のつながりを見ていくと、より練習風景を楽しむことができる。今回の合宿では、広島の名門・広陵出身の選手が3人いる。
宗山 塁内野手(明治大)
渡部 聖弥内野手(大阪商業大)
天野 幹太郎内野手(高知工科大)
3人は同級生。宗山と天野は二遊間、三遊間を組む関係にあった。宗山と渡部は来年のドラフト上位候補として大きな注目を浴びているが、天野も負けてはいない。高知工科大のレギュラーとして、先日行われた大学選手権に出場。初戦で敗れたものの、2番セカンドでスタメン出場していた。今回の大学日本代表候補入りについては「自分が宗山、渡部と違って、世間一般でいうエリート街道は歩めていないですし、ここまでの大学3年間はこの2人に負けたくない思いでやっていたので、選ばれて素直に嬉しい思いがあります」と語った。
ノック前のキャッチボールは宗山と行った。
「自分から言いづらいので、宗山から誘ってもらいました」と笑顔の天野。同級生2人と一緒のグラウンドでできたことに喜びを感じていた。
「2人は手の届かないところにいたので、同じグラウンドに立てて、負けていられないですし、もっと頑張りたいと思いました」
この合宿で天野は、トップレベルの選手たちとともに練習を行うことで大きな刺激を受けている。
「野球に対する思いの強さ、意識の高さが感じられますし、自分はまだ成長できるなと感じています」
渡部は天野について、「選手としてはかなりバランスが取れた選手だと思っていました。そして人としても気さくで明るく、良いやつです」と話す。また広陵出身の選手が3人も選ばれたことについて「とても嬉しいことですし、代表が決まった時、天野にも連絡しました。これは高校の中井先生(監督)も喜んでくれていると思います」と誇りを感じている様子だった。
天野は合宿期間中の目標として「宗山と二遊間を組めたらいいなと思っています」と意気込んでいる。広陵トリオの活躍に注目だ。