愛工大・中村が157キロ!國學院大の神里も3ラン!【大学日本代表紅白戦第3試合】
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大学日本代表候補の強化試合の第3試合はCチーム対Bチームの一戦。この試合で目立ったのはCチーム先発の中村 優斗投手(愛知工業大=3年)の投球だった。最速154キロの速球、高速スライダー、スプリットを武器とする右腕は存分に力を発揮した。
2イニングということでほぼ全力投球。常時150キロ前半の速球をマークし、登板投手最速となる最速157キロを記録。2回無失点の好投で、全国的には無名だった中村が一気に注目を集めることになった。
「157キロの表示はしっかりとみていました」を振り返る中村。高校時代の最速は145キロ。熱心に追いかけていた愛知工業大の誘いもあり、「プロに行きたいので」と大学進学を決断。愛知工業大ではウエイトトレーニング、メディシンボール投げなどトレーニングの成果もあったが、「プライオボールを使ったトレーニングで、力の伝え方を覚えました」と球速アップの秘訣を語る。堀井監督も「ビデオでみていましたが、ボールが強い投手」と評価した。
野手陣でも目立ち、Cチームに入った強肩巧打の外野手として柴﨑 聖人外野手(大阪経済大=3年)が2点適時打、そして神里 陸捕手(國學院大=3年)が3ラン本塁打を放ち、一気に5点を入れて、5対1で快勝した。
取材・文=河嶋 宗一(編集部主筆)