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阪神「2022年ドラフト」は入団2年目で早くも大当たり確定!? 平均年齢21歳、7人中5人が一軍キャンプスタート!

2024.01.23


左から茨木 秀俊、森下 翔太、門別 啓人

2023年、38年ぶりの日本一を達成した阪神。2024年シーズンは日本一連覇へ挑む1年となる。2月からのキャンプに向けて1、2軍の振り分けが完了し、1軍にはMVP&新人王のW受賞の村上 頌樹投手(智辯学園出身)や主砲・大山 悠輔内野手(つくば秀英出身)などが名を連ねた。もちろんそこには、2023年はルーキーイヤーながら大活躍だった森下 翔太外野手(東海大相模出身)の名前もある。

フレッシュオールスターでMVP、さらに日本シリーズでも優秀選手賞を獲得した森下。2年目も活躍が期待されるが、そんな森下の同期である2022年ドラフト組7人のうち5人が、今回1軍キャンプに招集。NPB2年目ながら、2022年ドラフトに早くも期待感が漂ってきた。

まずは森下と同じく若手の登竜門・フレッシュオールスターに選出。さらに先発投手に抜擢されたドラフト2位・門別 啓人投手(東海大札幌出身)。1軍デビューも果たしており、先日の報道では指揮官の岡田監督も期待を寄せている様子だった。

その門別と同様に期待がかかっているのが、ドラフト4位・茨木 秀俊投手(帝京長岡出身)。まだ2軍で12試合に登板して3勝したものの、1軍登板経験はない。ファームでタイトルも獲得したわけではないが、高卒2年目のキャンプは1軍で迎える。門別とともに1軍キャンプでアピールなるか、動向が注目される。

その他、社会人卒のドラフト6位・富田 蓮投手(大垣商出身)、さらに秋のキャンプで育成から支配下へ昇格した野口 恭佑外野手(創成館出身)も1軍スタートだ。

ドラフト3位・井坪 陽生外野手(関東一出身)、そしてドラフト5位・戸井 零士内野手(天理出身)は2軍スタートとなる。1軍昇格を目指すことになるが、井坪に関して言えば、森下や門別とともにフレッシュオールスターに選出。しかも1番・センターでスタメン出場。1安打2打点とインパクトを残した。

まだ2年目である2022年ドラフト組。これからが勝負なわけだが、ドラ1、2、6が1軍デビュー。3位以下もフレッシュオールスターでの活躍、さらには育成選手が支配下昇格など、1年目から目覚ましい活躍が目立つ。そして2度目のキャンプは早くも7人中5人が1軍キャンプに招集。これだけの要素が揃っていると、ファンとしても期待せずにはいられないだろう。

2年目となる2024年シーズンはどんな活躍を見せるのか。

<2022年ドラフト指名選手>
1位:森下 翔太
2位:門別 啓人
3位:井坪 陽生
4位:茨木 秀俊
5位:戸井 零士
6位:富田 蓮◎
育成1位:野口 恭佑◎
◎=1軍キャンプ

この記事の執筆者: 田中 裕毅

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