紅白戦で強烈な一撃! 日本ハム・有薗直輝の同期21年ドラフト組は期待度MAX!
左から水野 達稀、有薗直輝、達 孝太、北山 亘基
2月1日から始まったプロ野球春季キャンプ。日本ハムは3日に早速紅白戦を行った。そのなかで豪快なホームランを放ったのが、有薗 直輝内野手(千葉学芸出身)だ。
NPB3年目を迎えた今シーズン。昨年までは1軍5試合出場で無安打。キャンプも2軍スタートだったものの、紅白戦で強烈なインパクトを残す一打を放った。
実は1年目の2022年11月には侍ジャパンとの練習試合でもインパクトを残している。途中出場だったが、当時のメンバーだった森浦 大輔投手(天理出身)から二塁打を放ち、得点に絡んでいる。こうした大事な場面で結果を残すと、期待は寄せたくなる。
そんな有薗の同期を見渡すと、同じように期待したい、楽しみな選手たちばかりが集まっていることに気が付く。
ドラ1・達 孝太投手(天理出身)は1軍登板1試合だけで、今回は2軍キャンプでスタートしている。怪我に苦しみながらの2年間だが、2日にブルペン入りして150キロをマーク。194センチの長身右腕の本格化に、期待値が高まっているのだ。
ドラ3・水野 達稀内野手(丸亀城西出身)はルーキーで開幕スタメンを奪取。大谷 翔平以来の新人野手スタメンで話題となったが、同期のドラ8・北山 亘基投手(京都成章出身)は新人ながら開幕投手に抜擢。サプライズは大きな話題になったが、それだけ首脳陣の期待をしているということだろう。
他にも、有薗同様に2022年の侍ジャパンとの練習試合に出場し、昨シーズンは108試合に出場したドラ9・上川畑 大悟内野手(倉敷商出身)。さらに育成でも、首脳陣が注目している育成2位・柳川 大晟投手(九州国際大付出身)。侍ジャパンとの練習試合でスタメン出場した阿部 和広外野手(平塚学園出身)がいる。
現時点、チームの戦力になっているのは水野、北山、上川畑あたりといったところだろう。しかし近い将来は、21年ドラフトのメンバーがチームの中心にいる可能性は十分ある。それだけ期待したくなるインパクトを残している。引き続き、キャンプでの活躍を楽しみにしたい。
<2021年日本ハムドラフト>
1位:達 孝太投手
2位:有薗 直輝内野手
3位:水野 達稀内野手
4位:阪口 樂投手
5位:畔柳 亨丞投手
6位:長谷川 威展投手
7位:松浦 慶斗投手
8位:北山 亘基投手
9位:上川畑 大悟内野手
育成1位:福島 蓮投手
育成2位:速水 隆成捕手
育成3位:柳川 大晟投手
育成4位:阿部 和広外野手
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