井端ジャパン選出・金丸夢斗(関西大)が意気込み語る「早めにピークを持って行く!」
金丸 夢斗(関西大)
3月6日と7日に京セラドーム大阪で開催される「カーネクスト 侍ジャパンシリーズ 2024 日本vs欧州代表」の日本代表メンバーが14日決まった。大学生として、関西大・金丸 夢斗投手(神港橘)、愛知工業大・中村 優斗投手(諫早農)、明治大・宗山 塁内野手(広陵)、青山学院大・西川 史礁外野手(龍谷大平安)の4人(すべて新4年生)が選出された。
これを受けて、関西大の金丸が大阪府吹田市内のグラウンドで練習を公開し取材に応じ「嬉しい気持ちと楽しみ」と笑みを見せた。井端弘和監督も「大学生では群を抜いている」と評価する制球力が持ち味。この日もブルペンで約50球を投げ、越川 海翔捕手(新4年=串本古座)から「ナイスボール」と絶賛の声が何度も飛んだ。金丸は「左打者にも右打者にもインコースに投げられる。自分の力がどこまで通用するか試したい」と意気込んでいた。
井端監督は大学生の選出を2026年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)、2028年のロサンゼルス(米国)五輪へ向けての新しい力の発掘とも位置付けており、金丸自身も年齢的にも良い時期になる2大会を目指したい意向を持っている。
春のリーグ戦開幕は、欧州戦の約1か月後の4月。「例年より早めに1度ピークをもっていくつもり」と、まずは3月の日本代表に合わせ、その後にリーグ戦へと準備していく。
<関連記事はこちら>
◆井端ジャパン 3月欧州代表戦メンバー発表! 明大ショート・宗山、関大左腕・金丸ら4人の大学生が選出!
◆井端監督 新生侍ジャパン誕生記者会見 全文! 大学生カルテットを選んだ理由