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小園海斗(広島)がオープン戦三冠王! 誠也・丸以来のタイトル獲得なるか!?

2024.03.02


小園 海斗

広島・小園 海斗内野手(報徳学園出身)が、オープン戦で絶好調ぶりを発揮している。3月1日に行われた楽天とのオープン戦で初アーチを含め、5打数3安打1打点。三塁打が出れば「サイクル安打」の大暴れだった。

それも、楽天先発の早川 隆久投手(木更津総合出身)からソロを含めて3打数3安打の猛打賞。今季の楽天開幕投手が内定している左腕からの快打は、絶賛に値する。

6日、7日に行われる侍ジャパンの欧州代表戦のメンバーにも選ばれている。ジャパンの一員としても活躍してくれそうだ。

オープン戦3試合で11打数6安打、打率は.545を誇る。対外試合としては2月21日の練習試合を含めて4試合連続安打を続行中。2月17日からスタートした対外試合6試合の通算でも、16打数9安打、打率.563と、まるで「ゾーン」にでも入ってるかのようだ。

オープン戦序盤ではあるが、打率.545、打点4、本塁打1は、3月1日時点でのセ・リーグ「三冠王」でもある。

ファンの間では、すでに期待も高まりつつある。ブレークした3年目の2021年には、規定打席に達し、.298と打率3割にあと一歩だった。あの勢いの再来はもちろんだが、「タイトルだって夢ではない」と盛り上がっている。

広島選手のタイトル奪取は、首位打者なら2021年の鈴木 誠也外野手(二松学舎大附出身、現カブス)以来、最多安打ならば2017年の丸 佳浩外野手(千葉経大附出身、現巨人)以来となる。

ここまで対外試合では3番の起用が多い。首脳陣からもクリーンアップを担ってもらいたい期待の表れだろう。背番号「51」を背負うだけに、今年は安打のタイトルを狙うくらいの欲を持って開幕に臨んでほしいものだ。

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この記事の執筆者: 浦田 由紀夫

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