【神奈川】昨年夏決勝カードの再現、慶應義塾-横浜など準々決勝が熱い<春季県大会>
小宅(慶應義塾)、椎木(横浜)、森(桐光学園)、藤田(東海大相模)
2024年度春季神奈川県高校野球大会は27日、28日に準々決勝が予定されている。関東大会(5月18日開幕・群馬)への出場権を得る決勝進出および優勝へ。熱き戦いが予想されるが、その対戦カードは以下の通り。
<27日>
10:00 向上-横浜清陵
12:30 武相-日大藤沢
<28日>
10:00 慶應義塾-横浜
12:30 東海大相模-桐光学園
(会場はすべてサーティーフォー保土ヶ谷球場)
慶應義塾と横浜の対戦は、昨年夏の決勝が記憶に新しい。9回併殺プレーの微妙な判定後、慶應義塾が逆転3ランで勝利。そのまま夏の甲子園も勝ち進み、107年ぶりの優勝を飾った。2校の対戦はそれ以来となる。春季大会となれば、2016年準決勝以来で、この時は5対1で横浜が勝利している。今大会は両チームともに打撃が好調で激しい点の取り合いとなる可能性が高い。
昨年秋の神奈川を制した桐光学園が、4強だった東海大相模と対戦する。昨年秋はエース・法橋 瑛良投手(3年)を中心とした守り勝つ野球だったが、今春は打撃陣がレベルアップ。高校通算37本塁打の大型遊撃手・森 駿太内野手(3年)を中心とした野手陣の実力が試される。東海大相模は桐蔭学園を相手に完封した藤田 琉生投手(3年)をはじめ、投打にスキがなく、好ゲームが期待される。
横浜清陵は初の春季大会ベスト8進出を決めて勢いに乗っている。公立校で唯一、夏の第2シード以上を確定させ、向上との戦いに挑む。
日大藤沢は西澤 沖投手(3年)が4回戦の藤嶺藤沢戦で1失点完投勝利を挙げるなど好調。横浜商を破って2013年以来、11年ぶりの8強入りを果たした武相とぶつかる。
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