【北海道】クラーク記念国際がサヨナラで初の決勝進出、北海は道内26連勝で4季連続Vへ王手<春季全道大会>
クラーク記念国際・北海
第63回春季北海道高校野球大会は27日、準決勝が行われ、クラーク記念国際と北海が決勝に進んだ。
クラーク記念国際は延長11回タイブレークの末に、3対2で遠軽に競り勝って、春は初の決勝進出を決めた。2対0とリードして終盤に入るも、8回、9回に1点ずつを奪われて延長戦へ。10回は互いに無得点で迎えた11回表を無失点に抑えると、その裏に犠飛で1点を奪ってサヨナラ勝ちを収めた。
北海は4対2で東海大札幌を下して、2年連続の決勝に駒を進めた。初回に2点を先制すると4回にも1点を追加。7回にも1点をダメ押しして逃げ切った。投げては先発の浅水 結翔投手(2年)が2失点完投で勝利に貢献した。
北海は、2022年秋決勝でクラーク記念国際に敗れて以降、これで道内公式戦26連勝。昨年春、夏(南北海道大会)、秋と3季連続の道大会優勝中で、田中 将大投手(現・楽天)を擁して2005年夏から翌2006年夏まで道大会を制した駒大苫小牧に並ぶ4季連続優勝にあと1勝とした。
決勝は28日に予定されている。