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【東京六大学】中高同級生がそろってベストナイン受賞!明大・木本と法大・松下「ライバル校に進んでも変わらぬ絆」

2024.06.03


笑顔を見せる明大・木本 圭一内野手(左)と法大・松下 歩叶内野手(右)

2日、東京六大学野球選春季リーグ戦のベストナインが発表された。二塁手部門で選出された明大・木本 圭一内野手(桐蔭学園=3年)と、三塁手部門で選出された法大・松下 歩叶内野手(桐蔭学園=3年)は静岡裾野リトルシニア時代からのチームメイトで、中学3年時には、リトルシニア日本選手権大会優勝を経験した。高校も桐蔭学園で共にプレー。大学は同リーグのライバル校に進学したが、ベストナインという形での再会に「めっちゃ嬉しいです」と声を揃えていた。

木本はベストナイン初受賞。昨年度までは代打や一塁手で出場していたが、今春から二塁手としてレギュラーを張り、打率.319、1本塁打、5打点と好成績を残した。開幕カードの東大戦では2番でスタメンに抜擢され、2試合で計5安打。その後は主に6番を任され、クリーンアップを支えていた。
一方の松下は昨秋のリーグ戦で、二塁手部門での受賞をして以来2度目。三塁手としては初の受賞を果たした。立大との2、3回戦では1番に入ると、連日のマルチ安打でチームを勢いづけ、勝ち点奪取に貢献。その後はクリーンアップを任され、打率.250、2本塁打、7打点を記録していた。

2人は、今でも毎週連絡を取り合うほどの仲。松下は木本を、「野球センスがいい」と褒めれば、木本も、「長打力があり、守備がうまい」と松下を称賛する。互いのプレーに刺激を受け、高め合って掴んだタイトルに2人は笑顔を見せていた。

それでもチームに戻ればライバル同士。目の前で早大の優勝を目の当たりにし、秋へのリベンジを誓っている。木本は、「チームの結果はもちろん、首位打者を狙う気持ちでいきたい」と話し、松下も、「チームとしては優勝を目指したい。個人としては3割3本を達成できるように頑張ります」と活躍を誓っていた。

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この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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1 Comment

  1. マサキ

    2024-06-09 at 5:18 AM

    法政大学松下選手、頑張って代表を勝ち取って下さい。
    真面目に練習に取り組む姿勢、本当に素晴らしいと思います。
    明治大学の木本選手は、代表候補には選ばれなかったですが、実力はありますので、また頑張って下さい。
    桐蔭学園出身者は真面目です。

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