新庄監督が大抜擢で即お立ち台! 日本ハム・福田光輝は大阪桐蔭出身現役選手で唯一の大卒野手
大阪桐蔭時代の福田 光輝
6月22日に行われた日本ハム対楽天の試合で、この日1軍に昇格したばかりの日本ハム・福田 光輝内野手(大阪桐蔭出身)が、4打数2安打2打点の活躍で勝利に貢献。レイエスとともに、お立ち台にも上がった。
福田は名門・大阪桐蔭(大阪)の出身。法政大を経て2019年ドラフト5位でロッテに入団した。ロッテでは目立った活躍はなかったが、昨シーズンの開幕前に交換トレードで日本ハムに加入。昨シーズンは、プロ初ホームランを放つなどキャリアハイとなる24試合に出場した。
今シーズンは開幕から2軍。その2軍でも44試合の出場で打率.170(100打数17安打)と苦しんでいたが、水野 達稀内野手(丸亀城西出身)が故障離脱したことで、急遽チャンスが巡ってきた。その一瞬のチャンスを、見事にものにした。
実は、大阪桐蔭出身者の現役プレーヤーで、大卒プロ入りの選手は少なく、福田以外3人しかいない。
<大阪桐蔭出身で大卒プロ入りした現役選手>
澤田 圭佑投手(立教大→2016年オリックス8位)
福田 光輝内野手(法政大→2019年ロッテ5位)
徳山 壮磨投手(早稲田大→2021年DeNA2位)
澤田はロッテに移籍後、中継ぎとして自分の居場所をつかみ、今シーズン20試合の登板で防御率3.79の結果を残している。セ・パ交流戦で2試合連続3失点と打ち込まれ、現在は2軍調整中だが、夏場には戻ってくることだろう。
今シーズン1軍デビューを飾った徳山も、一時は勝ちパターンに入るなど、23試合の登板で7ホールド、防御率1.90とブルペンに欠かせない存在となりつつある。
福田は大阪桐蔭出身の現役大卒プロ入り選手で、唯一の野手。緊急昇格から即結果を出したことをきっかけとし、これからチーム内で自分の居場所をつかみ取ることに期待がかかる。
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